眼鏡(毛利輝元所用)
毛利輝元(もうりてるもと)所用の眼鏡である。一説に眼鏡はザビエルによって日本にもたらされたといわれるが、現存最古の眼鏡は久能山東照宮に納められた徳川家康所用のものである。輝元の晩年に用いられた鏡・文房具(赤間硯・筆・刀子)・印章・印籠とともに伝えられたこの眼鏡は、それに次ぐ古いものと考えられている。山口県指定有形文化財。