ぐへへ、この「美味しい芋焼酎を飲もう」コーナーも「3杯目」に突入しただっちゃ。
結構、ハイスピードで島倉千代子ならぬ『飲みまくら千代子(古!』でやんす。
さて今までオイラは、基本的に芋焼酎を濃いめのロックで飲んだ感想なんかをUPしていますが、
先日とうとう黒千代香(2合)をネットで買っちゃったんで、芋焼酎を前もって割水して1日寝かし
それを黒千代香に入れて、レンジでチン(だってさ、千代香を石綿付きの金網の上に乗せて
気長に燗をつけるのはむずいもんね)して、人肌位の燗をつけて飲んだ感想もUPするつもりだわよん。
「海童」の後あたりから、またまた自分勝手なコメントを書きますが、許してチョ。
「冨乃宝山」 西酒造
コメントしようにも超有名ってか、最近の芋焼酎ブームの火付け役になった「冨乃宝山」だす。
原材料のお芋ちゃんは、南薩摩産の黄金千貫で、醸造過程であわせる米麹は、黄麹仕込み
ザンス。
封を切ると、ほのかに甘い芋の香りがして、オイラ的には幸せな気分になるんですが、この焼酎の
3合瓶の方が、女性好みってか個性としてウリ(えっ?これって本当に芋焼酎なの?)に近いだす。
色々なHPで、芋焼酎の常識を覆す「バニラ臭」が強くて、「うんまぃ」なんて表現されていますが、
まさにそのとおり。
オンザロックで、“また〜り”しながら芋の旨みを味わうも良し、“芋焼酎って美味いじゃん”と
思いつつ、ほにゃ〜んとするも良し、お薦めの一品ざんす。
○ 氷&水は、近くのスーパーが提供するアルカリイオン水を使い水割りで飲みました。F
価格 2499円(注文取り寄せ)
「鉄幹」 オガタマ酒造株式会社
自分が芋焼酎にはまった第一次ブームは、「黒 伊佐錦」で、第二次がこの「鉄幹」なんですヨ。
まずロックで飲んでみて思いますに、初めは『オラ、オラ、オラァ、芋焼酎って美味しいじゃろ?』と
主張するんですが、段々氷が溶けてくると『うっふ〜ん。芋焼酎って美味しいでしょう?あっは〜ん』
みたいになっちゃうですよん。
ラベルには「オンザロックかストレート若しくは、この芋焼酎を飲もうとする前日に5対5の割合で
割水をして、カン(多分黒千代香と思うザンス)をつけて飲むと、うまみ・甘みが一層引き立つと
案内されてますた。
○ 氷&水は、近くのスーパーが提供するアルカリイオン水を使い水割りで飲みました。G 価格 2100円
黒麹造り「海童」 M田酒造株式会社
この芋焼酎は、平成14年鹿児島県本格焼酎鑑評会で「総裁賞」を代表受賞したそうです。
まず、栓を開けると、個性的といいますか、『黒麹を使った焼酎はこんな香りだ文句あっか、
ああん?』みたいな香りが鼻につきます。
生、ロック、水割りで飲みましたが、黒霧となんら遜色ない味とみたが、どうよ?・・・つまり、
総裁賞を受賞しても、販売価格は黒霧と同じような値段(企業努力のたまものならスマソ)が
妥当と思いマスタ
近々、黒千代香の360ml(単価2500円、安い?)を購入予定なので(yahooの検索ツール
で探すとトップにあるわよん)割水して、燗をつけて飲んだ感想をUPするわねん。
○ 氷&水は、近くのスーパーが提供するアルカリイオン水を使い水割りで飲みました。H
価格 1698円
「甕幻」(かめまぼろし) 本坊酒造株式会社
この「甕幻」は、南薩摩産さつまいも「黄金千貫」を使用して造られ、石倉の中に置かれた
素焼き甕に貯蔵して熟成された焼酎だそうです。
ラベルの説明どおり、ナッツ系の香りが確かにしますが、味は少し個性が強い気がします。
「鉄幹」の「オラ、オラ、オラァ、芋焼酎って美味しいじゃろ?ああん?」がいつまでも続く、
ストロングタイプの味・・・って分かる?その個性的な味は、ロックはもちろん水割りにしても
ほとんど変わりません。
割水にして燗をつけて飲んでも6:4では舌にきつく、5:5でやっと大人しくなる感じです。
でも飲み応え有りで だよ。水はいつものアルカリイオン水です。 価格 2100円
甘藷翁(からいもおんじょ)「利右衛門」 指宿酒造協業組合
甘藷翁とは、日本に初めてサツマイモをもたらし、芋焼酎の礎を築いたとされる前田
利右衛門の異名だそうです。
さて、生地で飲みますとアルコールが舌をつつく感じがきついのですが、水割りにしますと
手のひらを返したように、まろやかで優しい味になります。芋の香りはほとんどしません。
6:4の割水にして千代香で燗をしても、アルコールが強く前面に出ているように感じましたが
5:5の割水でやっと落ち着くように思えました。
総合的に判断しますと、水割りが一番のオススメだと思います。
○ 水はいつものアルカリイオン水です。 価格 1700円
「さつま島美人」 長島研醸有限会社
「伊佐大泉」と並んでオイラが推薦する芋焼酎がこれ。芋焼酎スレの掲示板に「島美人は、
ブレンド焼酎だよ」って書かれていたけど、美味ければ、そんなこと どうでもよろし。
生地で飲んでもアルコールは舌をつつかないし、ほのかな芋の香りもするし、6:4の割水
で燗をつけてのむと、甘〜い芋の舌触りして幸せな気分に浸れます。水割りも最高。
半年前までは、店先に1480円で普通に並んでいたのに、いつのまにか姿を見せなくなり
先日、周南市で見つけた時は、小躍りしちゃいましたよ。
まあ、「鹿児島で一番飲まれている芋焼酎」という噂が、真実だと実感するお味です。
○ 水はいつものアルカリイオン水です。 価格 1780円
「煮立て」黒麹仕立て 田苑酒造株式会社
「煮立て」とは、昔の薩摩で言われていた蒸留したての新種の焼酎のことをいいます。
“煮”は『蒸留』、“たて”は『直後』の意味だそうで、今年最初に蒸留された芋焼酎のことです。
そう聞けば“な〜んだ”or“ふ〜ん”で終わっちゃいますね。
芋の香りは、ほとんどしませんでした。生地を口に含んでも、アルコール独特のつんつんは
気になりませんでした。また、割水をして千代香で飲むと、わずかですが、ほのかな甘みも
感じられました。水割りもごく普通にいけましたが、黒麹独特のキレというか口当たりは弱か
ったように感じました。
本当は蒸留して1年位寝かすといいのですが、そこは田苑さん、そつなく仕上がっています。
○ 水はいつものアルカリイオン水です。 価格 1877円
「さつま黒若潮」 若潮酒造協業組合
割水にして1日寝かせ、千代香で燗をつけて飲みましたが、若干アルコールが舌をつつく
感じがしました。
水割りにすると、黒麹を使用した芋焼酎の特徴というか甘みやコクが、この製品の個性と
いうか、少し癖のある味に仕上がっており、芋の味は、これによって、しっかりと殺されてい
るように思われました。
・・・かといって、まずい訳でもなく、まあ普通に飲める芋焼酎です。
○ 水はいつものアルカリイオン水です。 価格 1800円
「さつまおはら」 本坊酒造株式会社
開封をして臭いを嗅いでも「芋」の香りは、“まったく”といっていい程、しませんでした。
まあ、オイラが鼻風邪をひいているから・・・という理由もあるかも?
生地を口に含んでみても、少しアルコールが強いのでは?と思った位で別に感想なし。
割水は5対5にしてみて、初めてほんのりと甘い芋の味がしました。
また、水割りは水の割具合によって違うのでしょうが、安い日本酒を燗をつけて飲んだ
時に感じるアンモニアを薄めたような味を何故か感じました。
蒸留したての新酒独特のエグサかも知れませんが、少々気になりました。
○ 水はいつものアルカリイオン水です。 価格 1680円