13年間の合唱団
宇部高専4年生 Y.Kさん
私は草の実に13年間いました。
一番の思い出は、お姉さんと一緒に手をつないでハンガリー語の曲を歌ったことです。小さかったころは先生に外に出て練習しなさいとよく言われました。そのたびに友達ととても大きな声でうたって褒めてもらおうと頑張りました。
今ではソロを任せられるようになりました。
それはすべて中村先生の指導のおかげです。
中学生の時までは「なんでこんなに怒られるのだろう」と思っていたけれど、今思い返すとできて当たり前のことができていなかったからなのだとわかります。そんな私を先生は見捨てずに最後まで指導してくださいました。
今の草の実は人数が減り、ひとりひとりの実力が試されるようになっています。それでも中村先生のおかげでとてもよいコンサートを設けることができました。
今までの経験は他では決して得ることのできなものです。そのことを誇りに思い、これからの人生にしっかりといかしていきたいです。
(2016.8.20)
はじめてのサマーコンサート
小学3年生 N.Nさん
はじめてのサマーコンサートでした。
コンサートがはじまる前は とても、きんちょうして 歌を歌えるか不安だったけど、はじまって ステージに立ったら たくさんのお客さんがいたので、もっと きんちょうしていたけど、歌を歌っていたら、楽しくなってきて、きんちょうも忘れていました。
もっと お姉ちゃん達みたいに歌を上手に歌いたいです。
雪わたりの歌で「さよなら」という歌詞が1番むずかしかったけど、コンサートでは 上手くできたので うれしかったです。
(2016.8.20)
私の生活の一部だった合唱
高校3年生 A.Kさん
今回のサマーコンサートは私にとって最後のコンサートでした。
悔いなく自分の精一杯の声を出して成功させたいという思いで、練習をしてきて本番を迎えました。しかし、練習を通じて自分はまだまだ未熟だなということに気づかされました。
私は12年間草の実で生活してきました。今まで草の実は、私の生活の一部であり、そこでたくさんのことを学びました。学校の友達とは違って、年齢も学校も違う子供が集まっています。人見知りの私にとって最初は抵抗がありました。しかし、今では誰とでも普通に楽しく話せるようになりました。小さい頃は、なかなか自分たちだけで歌えなかったので、本番ではお姉さんと手を繋いだことを覚えています。こんな私ですが、先生は見捨てることなく、いつも全力で指導してくださったことに感謝します。そして、先生のおかげで数多くの素晴らしい歌や楽器と出会うことができ、一緒に合わせることで仲間と一緒に歌を歌う楽しさを感じることができ、チームワークの大切さを学びました。
草の実での経験を、受験やこれからの人生に役立てていきたいと思います。
先生、みなさん、そして保護者の方々ありがとうございました。
(2015.8.29)
草の実の活動は私の誇り
高校3年生 H.Oさん
草の実に通いだしてもう11年も経ちました。今でも、小学生の頃にコンサートで「エンキチケ」を歌ったのを鮮明に覚えています。あの頃はまだ何もわからない子供だった為、先生が一生懸命、私達に指導をしてくださったが、『何で私達ばっかり怒られないといけないんだろう』と思っていました。しかし今では先生の一言がどれほど大事なのかに気付けました。先生の言葉の中に秘められた熱意に心を打たれることが多々ありました。
色々な先生方のご指導もあり、曲に対する思いも今まで以上に強くなりました。そんな思いの中でのコンサートなので、いつも以上に緊張感を持って挑みました。その緊張感が無駄にならないくらい最高の演奏が出来たと思います。少人数になった分、一人ひとりの歌声がとても大事で、練習にもみんな一生懸命に取り組んでいました。その過程を知っているからこそ、良い音楽をみんなで創ろうという思いが強くなりました。練習を重ねるごとに段々と上手くなっていっているなと感じることもできました。
今回のコンサートではチェロと共演をすることもでき、滅多にない経験をすることができました。そのような経験が出来るのは草の実だけだと思います。草の実で活動してきたことは私にとって誇りです。さらに私にとても大きな影響を与えてくださった中村先生に出会えて良かったと心から思います。
演奏会お疲れ様でした。ありがとうございました。
(2015.8.29)
創立35周年記念演奏会を終えて
小学6年生 M.Nさん
8月21日のコンサートでは、特に、入団してまだ3年しか経っていない私には遠い、35年という先生が築かれてきた草の実の歴史と伝統の重みとすばらしさを感じました。私は今までの草の実の功績に恥じないように歌おうと心がけました。
今回は歌声だけでなく、パーカッションやピアノ、弦楽器などを演奏されるとてもすごい音楽家の先生たちと共演することができて緊張しました。
私はメゾとしてソプラノを支えられるようなお姉さんたちの声に一歩近づくことができました。でも「お空、お空」のときの動きが少し小さかったと来てくれた姉に言われたので、これからは周りを見ずに一人でも自信をもって歌ったり踊ったりします。
今回はアルトのお姉さんたちが支えになってくださいました。私は高校3年生のお姉さん2人の図太くて美しい歌声でメゾだけでなくアルトも歌えるようにしたいです。お姉さんたちに頼っていたけど完璧に楽譜を覚えて、一人でも堂々と歌えるようにという反省点がありました。今回のコンサートで卒団していくお姉さんたちを見習い歌唱力を身につけたいです。
(2014.12.2)
草の実 35周年記念式典の感想
小学6年生 M.Hさん
記念式典では行動を素早くし、団員の言葉では姿勢よく、言葉をはっきりさせることを心がけました。
でも、実際は自分が、何をしていいかよく分からずただ見ているだけだったり、団員の言葉では、早口になり人前で言うことの難しさを実感し、満足できるようなものではなっかたと思います。
なので今後このようなことが、ないように日頃から物事に積極的に取り組み人前で、言うことに、なれるようにしたいです。
卒団式では、卒団生が、団をさりました。
なので今いるおねえさんたちにできるだけ頼らず、卒団生の分を少しでもカバーできるように、堂々とした声で歌えるようにしたいです。
楽譜も私は記号の読み方や意味がよく分からないところがあるので、先生の言うことを、しっかり聞き、楽譜を少しでも読めるように、したいです。
私はこれから自分が団員の言葉で言ったことを、少しでも達成できるようにして、23日の反省をいかしていままで以上に努力するようにしたいです。
(2014.11.23)
最後のコンサートを終えて
高校3年生 K.Hさん
私は、12年間草の実に在籍していました。先日、いつもだったら草の実の練習がある時間に図書館で勉強していた時、草の実の昔のCDを見つけました。家に帰って聴き、一瞬にして鳥肌が立ちました。私は、こんなに素晴らしい声の先輩方が作りあげてきた伝統とともに歌っていたのだと思いました。
私がここまで続けられたのは、先生や保護者の方々や多くの個性的な仲間のおかげです。 草の実で出会えた仲間は、もし私が草の実に入らなければ出会えることのない学校や年齢が違う仲間ばかりです。そんな仲間とひとつの歌を創り上げて行くことは常に新鮮で飽きることなど全くありませんでした。私にとって草の実は大切な居場所だったのだと思います。
中村先生は常に子供の声に可能性を感じておられ、世界の素晴らしい曲の数々や多くの知識を私達に指南して下さいました。小さい頃からどんなに私が出来なくても、先生は決して私を見捨てたりなどしませんでした。ちゃんと一人一人と向き合って下さる先生だからこそ私はここまで続けてこられました。草の実で過ごした12年間の日々は、私の人生に於いて大きな自信となり支えとなっていくと思います。
今まで本当にありがとうございました。
(2014.9)
私にとっての草の実
高校3年生 N.Mさん
私は約11年間という長い間草の実でたくさんの事を学びました。
数多くの素晴らしい名曲はもちろんですが、いろんな所から性格も様々な人が集まり一つの目標に向かって努力をするということがとても経験としては貴重だったと思います。
草の実で経験した事が日常の生活で生かされることもたくさんありました。
合唱をしていなかったら確実に出会う事のなかった伴奏者の方、遠くからご指導にきてくださった先生方との出会いも大切な思い出として残っておりその全てを経験させて下さった中村明美先生には感謝してもしきれません。またコンサートの度に支えて下さった保護者の方々にもとても感謝しています。
私にとって草の実は長い間続けてきて当たり前になっていたため、夏のコンサートから行かなくなり休日に違和感を感じています。こういう状況になり卒団の手前でやっと草の実の私の中で大部分や占めていたことについて思い知らされました。今まで続けてきたことは絶対に無駄ではなかったと胸を張って言えるので、これからは草の実での経験を生かして将来に繋げて行くことができればいいなと思います。
今まで本当にお世話になりました。
(2013.11.23)
初めてのコンサート
小学6年生 N.Tさん
私の初めての草の実コンサートは、宇部カトリック教会聖堂でした。わらべうたを歌いましたが、とても緊張しました。 団員のお姉さん達の歌はとても素敵でした。私も練習を重ねて次のコンサートで難しい歌を歌いたいです。
(2013.11.14)
卒団にあたって
高校3年生 A.Nさん
私が草の実に入ったのは6歳の頃で、入った時どんな気持ちで入団したのか正直今は覚えていません。今までの人生のほとんどを草の実で生きてきたので、私にとって草の実とは生活の一部となり、心のよりどころでもありました。卒団を控えた今、そんな草の実にもう居ることはないのだと思うと、やっと大人になれるという嬉しい気持ちと、中村明美先生や今までずっと歌を歌ってきた団員のみんなともういっしょに歌えない寂しい気持ちがあります。私の草の実人生はもう終わりだけど、草の実を卒団してこれから一人で生きていかないといけない今がスタート地点だと思います。いままでたくさんの素晴らしい音楽に出会い、導いてくださった中村先生をはじめ、お世話をしていただいた保護者の方々、団のみんな、草の実の歌を聴きに来てくださるお客様など多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
p.s.この文章は私自身が書きました。本当です。
(2012.11.21)
やりきった最後のコンサート
高校3年生 Y.Kさん
私たち、3人の高校3年生にとって、最後のコンサートが終わりました。終わった今、寂しいといった気持ちではなく、やりきったという清々しい気持ちでいます。 今年のサマーコンサートは委嘱作品「光の花束」の初演ということもあり、団員にとってはとても特別なステージとなりました。「光の花束」は、中村明美先生が、長い草の実の歴史の中で歌ってきた、全ての団員に向けて贈って下さった曲です。この大切な曲を現団員として歌えたことは、とても誇らしく幸せなことです。これからの人生で行き詰まった時、きっとこの曲が私の背中を後押ししてくれることだと思います。
今年も多くのお客様にご来場いただいたことにより、さらに演奏にも深みが増していたような気がします。大人になれば消えてゆく、少女だけが持つ声を、最大限に発揮させてくださった先生、それを支えてくださった保護者の皆様、応援してくださるたくさんのお客様に感謝の気持ちでいっぱいです。歌うことの喜びと幸せを改めて実感した1日でした。
(2012.9.5)
サマーコンサートを頑張る
高校1年生 N.Iさん
私が今回のコンサートで頑張りたいことは大きく二つあります。
一つ目は、お客様に美しい歌を届け楽しんでいただくことです。私は「また来たい。」と思っていただけるような歌を歌いたいです。そのために、全ての曲を完璧にしなければなりません。コンサートでは様々な曲を歌うため、一つの曲ばかり練習することは出来ません。そのため時間を大切にし、作者が伝えたいことなどを早く理解したいです。また曲にあった声ではっきりと歌いたいです。そして本番では曲の風景を感じていただきたいと思います。
二つ目は、歌に集中出来るようにすることです。時間を無駄にしないようにてきぱきと行動したいです。そして歌以外の時間を短縮させたいです。また、高校生として下級生のお世話をしたいと思います。そしてみんなで本番を納得のいくステージにしたいです。 これからコンサートまで本気で練習したいと思います。
(2012.8.1)
合宿を終えて
中学2年生 H.Oさん
1月6日~8日に常盤ユースホステルで合宿がありました。6日の9時半に集合でそれから入所式がありました。これから3日間辛いだろうなぁと思いながら、諸注意を聞きました。自分達の部屋に荷物を置いてすぐに練習を始めました。練習内容は、主に3月に京都で演奏する曲の練習です。先生の指導は、いつも厳しくて、苦しい時もあるけど、上手にできた時は、ほめてくれるのでとてもうれしいです。
昼食をとると、また練習の開始です。お昼の練習は1時~6時までで、少し休憩をはさみながら練習をしていきました。小学生たちが、一生懸命歌っているのを見て、私も小学生のころを思い出しました。私が小学生のときは、外国語の歌をあまり歌ったことがないので、今の小学生のようにいろんな国の歌を歌ってみたかったと思いました。
練習が終わると、待ちに待った夕食です。食事はおいしくて、おかわりをする人もいました。夕食が終るとまた練習です。夜の練習は、外国の曲など難しい曲です。睡魔と戦いながら頑張って練習しました。
きつかった3日間でしたが、あっという間に終了しました。この3日間は、日頃、あまり上手にできない所も、じっくり時間をかけてできたし、一緒に歌う仲間の知らない所が分かったりとすばらしい合宿になりました。
3月の演奏会では、これまで以上の力を発揮し、お客様がまた来て聴きたいと思えるような演奏をしたいです。
(2012.1.17)
合宿の感想
小学5年生 T.Hくん
2泊3日の合宿の前、男子が一人なので、少し心配でした。しかし、3日間一緒に過ごしているうちにいつの間にか、そんなことも忘れ、楽しくなっていきました。練習は大変だったけれど、休み時間にトランプやウノをして、女子とも仲良くなれました。練習では、いつも口をしっかりあけて歌うことを心がけました。曲数が多いので覚えるために毎日がんばるつもりです。特に日本の歌はかんぺきにしたいです。
この合宿を通して、上級生のお姉さんたちをみて、今、何をしなければいけないのかを考えて行動する大切さを学びました。上級生のお姉さんに近づけるように意識してがんばっていきます。
(2012.1.17)
はじめてのサマーコンサート
小学4年生 M.Aさん
はじめてのコンサートは、きんちょうするけど楽しいです。
わたしは入ったばかりだったから「わらべ」というクラスだったけど、
「えんそうクラス」というお姉さんたちと同じクラスになれました。
一生けん命に練習をしていると、「えんそうクラス」になれます。
次のコンサートでは、お姉さん達のように、長く、コンサートに出れるのでうれしいです。こんどのコンサートが楽しみです。
(2011.10.26)
2011年サマーコンサートで思ったこと
高校2年生 M.Sさん
私が今回のサマーコンサートで強く思ったことは、大きく2つあります。
1つ目は、ステージに怯えない強い精神力が大切だということです。私はとてもあがり症で、すぐ緊張してしまいます。今までは、練習ではきちんとできても、ステージではできないということもたくさんありました。パートの最年長者として、それではいけないと思いました。そこで、いつもより練習中に本番を意識したり、本番では自分が一番上手いんだと言いきかせたりしました。いつも中村先生から言われる”精神力”を勝ち取った気分になりました。精神力があればステージに怖いものはなく、それがなければステージで損をすると学びました。
2つ目は、リーダーとしての自覚をもたなければならないということです。合唱の面でも言動の面でも、下級者の手本となるようなリーダーでありたいです。私もああなりたいと思われるリーダーでありたいです。リーダーに力がないと、下級生も油断をします。自分のことばかりでなく、下級生の指導もできるようになって一人前です。そして悔いの残らないようにして卒団したいと思いました。
(2011.9.25)
2011年サマーコンサートに向けて
小学6年生 M.Nくん
ぼくは、この合唱団に入り、いろんなことを学んできました。今、合唱団には男の子が少ないですが、男の子でも、こういう合唱ができるんだなと思いました。
ぼくは歌が大好きです。そして、みんなと一緒に歌を歌うのが楽しいです。ぼくは二人兄弟なんですが、お姉さんや妹がいっぱいいるみたいで、練習も楽しいです。
だけど、今、6年生で、もうすぐ変声期になると思います。だから、それまで思いっきり歌いたいと思っています。次のサマーコンサートもしっかり歌いたいと思っていますので、よろしくお願いします。
(2011.7.17)
小学3年生 M.Iさん
わたしは、草の実少年少女がっしょうだんに入って4年目になります。
毎週金曜日に小ごおりようち園でれん習があります。小ごおりの人数は少ないけど楽しいです。一人一人がしっかり歌わないといけないので大へんですががんばっています。
そして、土曜日はうべのしん川ふれあいセンターでれん習をします。さいしょにわらべ歌をうたって、それから今はサマーコンサートの曲をれん習しています。
むずかしい曲もあるけれど、小学生でも歌える曲もあります。わらべ歌も日本の曲も外国の曲もみんな楽しいです。
中村先生からいろいろなことを教えてもらって、サマーコンサートではうつくしい声で歌いたいです。
(2011.6.5)
高校2年生 S.Sさん
昨年から団長という大役を任されることになり、これまで活動して来た以上に責任や期待を感じ活動していかなければならないと思っています。私は5才の時にこの草の実少年少女合唱団の団員となりました。現在は高校2年生ですから、約12年の活動をしてきたことになります。この約12年間という月日は長いようで短く、よく考えてみると今年で卒団しなければならないということに気付きました。まだ団長になって間もないですが、卒団を身近に感じたことで最初にも書きましたが責任を重々感じています。団長になってみて初めて上に立つ者の大変さや重要さを実感しました。歴代の卒団された方のように立派な団長となれるよう、また下の子達をまとめよりよい合唱団となるように先生のお力添えが出来るように努めていきたいと思います。期待して頂きたいという思いもありますが、まだまだ力不足な点もありますので、何とぞご協力、応援の程をよろしくお願いいたします。
(2011.3.18)
草の実合唱団で過ごした6年間
高校3年生 M.Kさん
草の実合唱団で過ごした6年間は、今までもこれからも私を大きく成長させてくれる貴重な年月でした。
多くの仲間と出会い、中村先生の熱いご指導のもと合唱を通して学び得たことは沢山あります。「質実剛健に歌いなさい。」という先生のお言葉が特に印象に残っています。この言葉の通り、飾り気なく強くたくましく歌うことを心掛けてきました。
草の実で培った胆力を持ってこれからも頑張っていきます。
ありがとうございました。
(2016.11.3)