10月13日に大内政弘公墓所の清掃を実施しました。
大内文化探訪会では毎年10月に「大内政弘公墓所」の清掃活動を行っています。
本年度も参加者12人で政弘公の墓と、隣りにある師成親王の墓およびそこに至るまでの道の草刈り等を実施しました。
昨年の清掃活動より1年がたち生い茂っていた雑草もきれいになり、気持ちよくお参りしていただけるようになりました。
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
本年度最後となる講座は、放送大学山口学習センター客員教授 金谷匡人氏を迎え「大内氏と妙見信仰」と題し講演いただきました。
講演は「文化人類学から妙見信仰へアプローチする」と先生がおっしゃられた通り、普段の講座とは一線を画すものとなりました。
とは言え難しい概念的な説明も、わかりやすい資料で丁寧に説明していただいたので、私たちも最後まで楽しむ事ができました。
本年度の公開歴史講座は今回で終了となります。本年度も多くの方に参加いただきありがとうございました。
来年度の参加もお待ちしております。
大内文化探訪会 秋の探訪旅行に行ってきました。
今回は初めての一泊旅行ということで、出雲国を駆け巡りました。
尼子氏の本拠地 月山富田城跡や国宝 松江城、多くの銅剣が発掘された荒神谷遺跡など、歴史好きなら一度は訪れたい場所。
暑さも忘れて楽しみました。
「縁結びの神様」として日本一有名な出雲大社、神聖な神魂神社で心を清め、稲佐の浜や古代出雲歴史博物館で神話の世界を感じ、
古代ロマンあふれる旅でした。
暑い中一緒に出雲路を旅した皆さん、防長交通さん、有難うございました。
徳地史談会 吉松 桂二 氏に「東大寺再建と徳地」と題し講演をしていただきました。
講座には徳地から吉松氏の応援団も駆けつけていただき、また会場入り口と壇上には「重源さんの町、徳地」の幟も立てられるなど、
いつもよりにぎやかなものとなりました。
講座内容もよく聞く「重源上人」にスポットを当てたものではなく「なぜ徳地の木材が使われたのか?」に焦点を当てた形で進められ、
古文書の記載などから新しい視点も盛り込んだ内容となっており、非常に興味深いものでした。
山口市教育委員会文化財保護課 主幹 北島大輔 氏に「考古の青春-旧制山高歴史教室と郷土史研究會-」と題し講演をしていただきました。
講座は考古学がテーマなので難しい内容になるかと思いましたが、アニメのモデルになった人物の紹介や歌の紹介(生歌を披露していただきました)
なども交え、非常にわかりやすくまた楽しい内容で、笑い声や拍手も起こるなど最後まで興味深く聴講することが出来ました。
また講座受付では今年度の大内文化探訪会会誌の配布、講座開始前にはその紹介なども実施されました。
昨日は好天に恵まれ、さわやかな街道ウォークとなりました。
幕末山口に仮寓した七卿、刺客に襲われ瀕死の重傷を負った井上馨、湯田出身 夭折の詩人 中原中也、温泉をこよなく愛した山頭火など、
往時に思いを馳せながら楽しく歩くことができました。
皆さんお疲れさまでした。
今八幡宮 宮司 小方礼次氏氏に「大内氏と今八幡宮」と題し講演をしていただきました。
今八幡宮の歴史や大内氏との関わり、社殿の特徴などについて詳しく説明していただきました。
講座はスクリーンに映した写真を中心とした形で進めていただいたので、非常にわかりやすく最後まで楽しく聴講することが出来ました。
また講座冒頭では第1回目に実施したアンケート結果についてもご報告させていただきました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。今後の活動の参考にさせていただきます。