とくさがみね「森のチャレンジコース」ローカルルール(L.O.P)
(2)ローエレメント(屋外)
① モホークウォーク・テンショントラバース〔Jタワーエリア〕
- 実施前にモホークウォーク・テンショントラバースのロープをセットする。また使用後には、元に戻す。テンショントラバースのロープは倉庫に収納してある。
- 手つなぎトラバースは、チャレンジのレベル(グループの完成度、年齢等)に合わせて、ロープを調整する。またスポッティングは、支点方向に振られることを考えて指示すること。
- 手をつなぐ時は、すぐ離せるように指を組まないように指示する。
- テンショントラバースは、別に設置してあるが、設置場所が接近しているため同時に行わないこと。
- テンショントラバースは、プレーヤーが360度振り回される可能性があるため、スポティングの位置に配慮して指示する。
- エレメントがセパレートとなっているので、プログラムの流れに考慮する。
② ヒッコリージャンプ
- 使用しないときは、バーを取り外して倉庫に収納する。
- このエレメントは、トラストシーケンスを終えてから使用する。
- バーには、つかまらずタッチするように指示する。肩などを、傷害から守るためである。
- 隣のホールインワンのガイケーブルがジャンプ方向にあるので、その位置にスポッターを配置する。
- 勢いでバーの先までジャンプすることがある。そのため地上のジッパーは、バーの向こう側に2人分以上並ぶ必要がある。
- Jタワー側が、斜面になっているので移動時、転落などに注意する。
③ ホールインワン
- このエレメントは人の体を空中で支えあうもので、その性格上、トラストシーケンスを終えてから使用する。
- 腹ばいでタイヤをくぐると腹部に圧力が加わり、内蔵を痛める可能性があるので注意をする必要がある。
- Jタワー側が、斜面になっているので移動時、転落などに注意する。
④ アイランズ(島めぐり)
- このエレメントで起こりうるアクシデントは、そのほとんどが、橋用板材から、台にジャンプした時には発生している。テコの原理で、押さえている側の人たちが振り落とされることが多い。このことから、アクティビティのルール設定で、ジャンプをしないようにすること。
- 板材を出し入れする際に、指を挟むケースがあるので、トレーナーは、注意を促し絶えず観察している必要がある。
- 同じように、板材を振り回した時に、他のメンバーに当たってしまうこともあるので注意が必要である。
- Jタワーが近いため、Jタワー使用中は、注意をすること。
⑤ 2方向ジャイアントシーソー〔Jタワーエリア〕
- Jタワーが近いため、Jタワー使用中は、注意をすること。
- Jタワーのガイケーブルが近いので注意する。
- ポケットに手を入れているチャレンジャーは、危険なので注意する。
⑥ ニトロクロッシング〔Jタワーエリア〕
- 使用しないときは、ロープと金具を外して、倉庫に収納する。ロープは、下部にループの付いたものを使用する。
- アクティビティによっては隣接しているトラストフォールのプラットホームに注意しなければならない。
- Jタワー側が、斜面になっているので移動時、転落などに注意すること。
⑦ トラストフォール〔Jタワーエリア〕
- ジッパーラインに対して斜めに倒れることもあると大変危険である。フォーラーにもジッパーの人たちにも注意を促しておく必要がある。
- このエレメントは、失敗すると致命的なアクシデントにつながるので、トラストシーケンスを行った後に使用すること。
⑧ TPシャッフル(電柱でござる)〔Jタワーエリア〕
- Jタワーが近いため、Jタワー使用中は、注意をすること。
- 人をまたいで場所を入れ替わるのは、注意を要する。ファシリテーターは、その危険性をあらかじめ予測しなければならない。
⑨ トラバースウォール
- スポッターの人数は、グループがどの程度のスポッティングが必要かにより決まる。チャレンジャーによっては、スポッターが必要でない場合もあり得る。
⑩ 全方向ジャイアントシーソー
- 斜面になっているので移動時、転落などに注意すること。
- ポケットに手を入れているチャレンジャーは、危険なので注意する。
⑪ TPシャッフル(電柱でござる)〔天体エリア〕
- 斜面になっているので移動時、転落などに注意すること。
- 人をまたいで場所を入れ替わるのは、注意を要する。ファシリテーターは、その危険性をあらかじめ予測しなければならない。
⑫ 2方向ジャイアントシーソー〔天体エリア〕
- ポケットに手を入れているチャレンジャーは、危険なので注意する。
⑬ モホークウォーク・テンショントラバース〔天体エリア〕
- ニトロクロッシングに近いため、ニトロクロッシング使用中は、スポッティングなどに注意が必要である。
⑭ ニトロクロッシング〔天体エリア〕
- 使用しないときは、ロープと金具を外して、倉庫に収納する。ロープは、下部にループの付いたものを使用する。
⑮ トラストフォール〔天体エリア〕
- ジッパーライン側が斜面になっているのでスポッティングには注意すること。
⑯ ウォール
- このエレメントは、特殊なスポッティングが必要なため、十分経験のあるもの以外、使用すべきでない。
- グループの状況によっては、全員(または、必要な人には)ハーネスを装着すると体がホールドしやすい。
- スペースの問題もあり、後部デッキの人数は、最大、登ってきたものも含めて4人までとする。
- デッキ後方への転落を防ぐためスポッティングに入るなどの留意点を指示しておく。
- 下降時にもスポッターを配置すること。登ることと下降は、同時に行わないこと。
- ジップワイヤー側が、斜面になっているので移動時、転落などに注意すること。
⑰ スパイダーズウェブ(くもの巣くぐり)
- 使用しないときは、ブルーシートに包み込んで、くもの巣ネットを倉庫に収納する。
- このエレメントは、プログラムの性格上、トラストシーケンスを終えてから使用すること。
- くもの巣の張り方は、広場側から見て、ロープの伸縮部分が左下に来るようにセットする。
⑱ワイルドウージー(人の字バランス)
- このエレメントは、トラストシーケンスを終えてから実施すること。
- 指を絡ませないようにすること。
- このエレメントは、特殊なスポッティングが必要なため、十分経験のあるもの以外、使用すべきでない。
- このエレメントのワイヤーは、倉庫に収納されている。使用後も取り外し、倉庫に収納すること。