
トップ > 犬のおはなし > ワンちゃんの食事について
ワンちゃんの食事について
ワンちゃんの食事で気をつけなければならないこと、それは「人間と同じ食事をさせてはいけない」ということです。
その理由として以下のようなことが挙げられます。
- 人間とワンちゃんでは栄養バランスが異なり、生育に影響を与えてしまう
- 体重1キログラムあたりに必要な栄養分を人間と比較すると、タンパク質は約4倍、カルシウムにいたっては約24倍の量が必要です。
- 人間に合わせた塩分や糖分は、ワンちゃんの体や内臓機能に対して負担が大きい
- 肥満や腎臓障害などの生活習慣病の原因になります。
- 食事が原因で体調不良になった場合に、その原因要素を特定しにくい
- 動物病院での診察を困難にしてしまう可能性もあります。
このような理由から、「総合栄養食」と表記してあるドッグフードを与えることがワンちゃんにとって一番安全な食事であるといえます。
ワンちゃんが食べてはいけないもの
- 鶏や魚類などの骨
- ワンちゃんが噛み砕くと破片が鋭利になり、消化器官を傷つけてしまいます。
- 香辛料などの刺激物
- コショウ、唐辛子、カラシなどの香辛料は下痢を起こす原因となります。
- タマネギや長ネギなどのネギ類
-
犬の赤血球を壊す成分が含まれています。
スープのようにエキスが溶け出したものも危険です。またタマネギを使っている「ハンバーグ」も要注意です!
- チョコレート(カカオ)やコーヒーなどの嗜好品
- 心臓や中枢神経を刺激し、嘔吐や下痢などの中毒症状を起こす可能性があります。
- アルコール類
- 少量でも急性アルコール中毒になる可能性があります。