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もしもの時のための応急処置
- 外傷(大きな傷)や出血
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出血が多く見られる場合は、貧血の度合いを確認します。
歯茎に指をぐっと押し付け、指を離した後の色の変化を観察します。
元の色になるまでに1.5秒以上かかる場合は、血液の流れが遅くなっていると考えられ、早急な処置が必要です。
傷口の異物を除去して清潔な布で傷口をしっかり圧迫し、きつく結んで速やかに動物病院に搬送してあげて下さい。
- 熱射病・日射病
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ワンちゃんを涼しいところへ連れて行き、全身に水をかけてあげて下さい。
その時、冷たくない水を使用して下さい。冷たい水では毛細血管が収縮し心臓に負担をかける等、逆に危険です。
また、冷たいタオルで全身、特に脇の下を冷やしてあげると効果的です。
- けいれん、発作
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あわてて抱き上げずに、様子を見ながら落ち着かせてあげて下さい。
ワンちゃんが周囲のものにぶつからないようにし、ワンちゃんの身体にタオルや毛布でくるんであげて、速やかに獣医さんにご相談下さい。
発作を繰り返したり、症状が10分以上継続する場合には早急に診断が必要です。