懸賞のしかた(このページは長いですよ)

懸賞の種類には3つあります。
@一般懸賞 A共同懸賞 Bオープン懸賞
なまえ 客のルール ルールの定義
一般懸賞 買わなきゃだめ 1個の商店や団体が行うくじや抽選会に代表される懸賞です。
共同懸賞 買わなきゃだめ @一定の地域における複数の商店やサービス業が多数参加して行うもの。
A商店街やショッピングセンターなどが行う物(参加店30店以上) ただし年3回会期合計70 日以内とされています。
@一定の地域における複数の同一種の商店や団体が行うもの(チェーン店の抽選会など)
オープン懸賞 買う必要なし 商店への来店や購入などを条件としないで、新聞やテレビなどで募集して抽選する方式
オープン懸賞は、「ハガキを書いて○○旅行を当てよう」とかやっているあれですね。これは応募する側になんら条件を
与えてはいけないのです。

@一般懸賞の景品の制限

お買上げ金額
景品の最高額
5千円未満 お買上げ金額の20倍
5千円以上 10万円
景品類の総額↓
懸賞対象商品の売り上げ予定総額の2%
お買上げ金額は1個の商品に限られる訳ではなく、合計でOKです。
作業の流れ・・・
@対象(売出)期間の売上げの予測を立てる・・・・・100万円としよう!
A売上げ予測から景品の予算総額を計算する・・・・・100万円の2%だから2万円
B2万円で景品を考える
※本当はこれに抽選本数の設定が要りますが長くなるので省略します。しかし、これが一番面倒なんですね。

A共同懸賞の景品の制限

お買上げ金額
景品の最高額
設定なし! 30万円
景品類の総額↓
懸賞対象商品の売り上げ予定総額の3%
お買上げ金額は1個の商品に限られる訳ではなく、合計でOKです。お買上げ金額の制限が無いと言うことは
500円お買上げで1回の抽選も可能なわけです。(ただし落とし穴アリ)
一般懸賞と大きく違うのは参加店舗が多いので売上げ総額も大きくなり、付随して抽選本数も増えてしまう事
ですね。※ショッピングセンターや商店街での福引で車が景品になっていたら明白な違反です!
作業の流れ・・・
@対象(売出)期間の売上げの予測を立てる・・・・・1億円としよう!
A売上げ予測から景品の予算総額を計算する・・・・・1億円の3%だから300万円
B300万円で景品を考える
※本当はこれにこれまた抽選本数の設定が要りますが長くなるので省略します。しかし、これが一番
 本当に、本当に面倒なんですね。

Bオープン懸賞の景品の制限

景品単価の最高額
景品類の総額
1000万円 制限ナシ!
※これはお金がかかりますよ〜
注意事項・・・・この企画でやる場合はとにかく、応募者にハガキなどの投函以外の作業をさせてはいけない
        ところです。買わせたり、来させたりしてはいけません。ただし、販売窓口を持たないメーカー
        が行う場合のみ小売店に応募用紙や応募箱を設置していいことになっています。
作業の流れ・・・
@景品を考える。「宇宙旅行にするか?」「外車にするか?」「うちの家の権利書はどうだぁ!」
A新聞やテレビでCMを打つ
Bハガキの山に囲まれて抽選作業をする。
※本当はこの企画になると大手メーカーと大手広告代理店が作業するケースが殆どでしょうね。なんせお金が
 億単位でかかりますから・・・・