当院の予防接種について
#1.新型コロナワクチン接種について:3月末で公費接種は終了しました
#2、 おたふくかぜワクチン:1歳以上〜成人、自費で接種可能です、予約必要、
山口市民小児は1歳(令和5年4月2日生まれ以降で1歳になる子)と
年長児(平成30年4月2日〜平成31年4月1日生まれ)で、一部助成あり
#3、帯状疱疹ワクチン:山口市民で50歳以上の成人は、一部助成あり
◎子宮けいがん予防ワクチン(HPVワクチン):予約制、公費、6ヶ月で全2〜3回接種。
対象年齢:小学6年生〜高校1年生の女子(15歳未満は6ヶ月あけて2回)、
注)および勧奨接種差し控えの期間に接種しなかった16歳以上25歳未満の女子は、
接種もれの回数だけキャッチアップ接種として公費で接種(3回ないし接種漏れの回数分)
できますが、令和6年9月までに開始しないと公費負担が終了しません(それ以降は自費になる)。
1)定期の予防接種(山口県内に在住のこどもは公費で無料)
・母子手帳と予防接種予診票を持参し、あらかじめパンフ「予防接種と子どもの健康」の該当
する予防接種の説明を読んで来て下さい。
(1)ロタウイルスワクチン(経口)、生後2カ月〜6カ月未満の間に、予約不要。
ロタウイルス感染による乳幼児の胃腸炎(嘔吐下痢症)の予防。
生後6週から、生後6カ月未満まで、4週間おいて
(2)小児用肺炎球菌ワクチン(商品名:プレベナー):
肺炎球菌による小児の感染症(細菌性髄膜炎・菌血症・肺炎・中耳炎)予防に有効です。
公費対象年齢:生後2カ月から5歳未満の乳幼児。
1)生後2カ月〜7カ月未満まで、4週間の間隔をあけて3回、
その後60日あけて追加を1回12〜15か月齢で(計4回)
2)生後7〜12カ月未満、最初に4週間あけて2回、
追加を60日あけて12〜15カ月齢で1回(計3回)
3)12か月以上〜24か月未満、最初に1回、60日あけてもう1回(計2回)
4)2歳〜5歳未満は、1回のみ
(3) ヒブワクチン(商品名:アクトヒブ):
インフルエンザ菌b型 (Hib)による重症細菌感染症(細菌性髄膜炎・菌血症・喉頭蓋炎等)の予防に
有効。
公費対象年齢:生後2カ月から5歳未満の乳幼児。
1)生後2カ月〜7カ月未満まで、4〜8週間の間隔をあけて3回、
その後7ヶ月から13ヶ月の間にもう1回(計4回)
2)生後7〜12カ月未満、最初に2回、一年後に1回(計3回)
3)1〜5歳未満は、1回でよい
(4)B型肝炎ワクチンは、生後2か月から1歳未満、定期接種(公費、3回)。1歳以上は任意自費。
*同時接種について:生後2か月児は、令和6年度から、五種混合ワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンとB型肝炎ワクチン+ロタウイルスワクチンを同時に接種することもできます。
(5) 四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風、不活化ポリオ:DPT+PV):生後3か月から(〜7歳半まで)。
*五種混合は上記四種混合にヒブワクチンを加えたもの、四種混合ワクチンに替えて順次接種
I 期初回(3回)、I 期追加(1回)
(6) BCG:1歳まで(標準的には5〜7か月で、他のと同時に接種できます)
(7) 水痘ワクチン:1歳から3歳になるまでに、2回。
(8) 麻しん・風しん混合ワクチン(MR ワクチン):
1期は、1歳から2歳未満
2期は、小学校入学前の1年間(年長児)
(9) 日本脳炎:平成21年6月から新ワクチン。標準的には
I 期初回は、3歳から(〜7歳半まで)、2回
I 期追加は、その1年後(7歳半まで)、1回
II 期は、小学4年で(9〜13歳未満)、1回
*また、1期ないし2期の接種もれの人は、平成7年6月1日から平成19年4月1日までの生まれで
あれば、20歳になるまでは公費で接種できるようになりました。
(10) 二種混合(ジフテリア・破傷風、DT):小学6年で(11歳〜13歳未満)、1回
注1)上記年齢は、標準的な接種年齢です。
注2)居住地とは、住民票を登録してある市町村です。
注3)定期予防接種でも公費該当年齢を外れた人や成人でも、任意有料で接種できます。
2)子宮頚がんワクチン:女性の子宮頚がんを起こすヒトパピローマウイルス(HPV)感染の予防
・対象年齢:中学一年生から高校一年生の女子:予約制、公費、6ヶ月で全3回接種。
・勧奨接種差し控えの期間に接種しなかった16歳以上25歳未満の女子は、接種もれの回数だけ
キャッチアップ接種として公費で接種できます
3)任意(私費・有料)の予防接種
*母子手帳を持参して下さい。
*県外の子ども、成人(高齢者を除く)も接種できます。
(1)おたふくかぜワクチン:1歳から(〜おとなも可)、1回
(2)みずぼうそう(水痘)ワクチン:3歳から(〜おとなも可)、1回
(3)インフルエンザワクチン:生後6カ月以降から(〜おとなも接種できる)、
4価ワクチンです(A香港型、A2009型、B型2亜型)
13歳未満は2回、13歳以上は1回、10月中旬から開始(できるだけ年末までに)。
注1)予約制:おたふくかぜは予約が望ましい。
肝炎ワクチン(A型、10歳以上のB型)は予約制、
注2)インフルエンザワクチンは、10月中旬から開始。予約不要です。
注3)定期予防接種でも公費該当年齢を外れたら、任意有料で接種できます。