1985年 フランス
監督・脚本 | ジャン・リュック・ゴダール | |
出演 | ナタリー・バイ、ジョニー・アリディ、ジュリー・デルピー |
パリのホテルに宿泊する、
探偵と友人、冷えた関係のパイロット夫婦、プロボクサー、マフィア。
借金と、ボクシングのイカサマでそれぞれは関わっているのだが、
物語の進行はそれぞれの友人や恋人、
同居人たちの関わりが中心に描かれる。
劇中、テレビの中の”映画監督” が
「私はわかりやすい映画を撮っている」といって見たり、
皮肉なパロディがところどころあったりする。
まだ ”少女” というおもむきのデルピーは一見の価値あり!
1985年 フランス
監督・脚本 | レオス・カラックス | |
出演 | ジュリエット・ビノシュ、ドニ・ラヴァン、 ミシェル・ピコリ、ジュリー・デルピー |
カラックスの美しい色彩感覚が堪能できます。
カラックス作品では「ポンヌフの恋人」よりこちらの方が好きです。
デルピーは嫉妬深いコワイ役 (ほんっと・・・すごい!)。
原因不明のウィルスが万延する近未来。
SF,犯罪映画、恋愛映画・・・様々なイメージを持つ異色作。
次回作「ポンヌフの恋人」は今作のビノシュ、ラヴァンが主役。
1987年 アメリカ
監督・脚本 | ジャン・リュック・ゴダール | |
製作 | メナヘム・ゴーラン | |
出演 | バージェス・メレディス、モリー・リングウォルド、 ウディ・アレン、ジュリー・デルピー、レオス・カラックス(!) |
「リア王」を映画化をしていく過程で湧いてくる作家のイメージが
詩的なイメージでつづられる。
そして、製作サイドとのやりとりなど、内ネタ的な表現がおもしろい。
主人公の作家の背後には、いつも数人の”妖精”たちが後をつけているが
普通に人間の姿で、羽などは生えてません(笑)
その中の一人がジュリーデルピー。
本作品の中で映画化されようとしている「リア王」は、
イギリスの作家ウィリアムシェークスピアの悲劇。
リア王は、3人の娘に財産を譲ろうとする時、それぞれの愛情と信頼を
述べてみよ・・・と命ずるが・・・。
1987年 フランス
監督 | ベルトラン・タヴェルニエ | |
脚本 | コロ・タベルニエ・オヘイガン | |
出演 | ジュリー・デルピー、 ベルナール・ピエール・ドナヒュー、ニルス・タヴェルニエ |
「ルネサンス期イタリアの実在の人物、ベアトリーチェ・チェンチ。
実の父に愛され、束縛される娘。そして父を殺してしまう。
1988年 フランス
監督・脚本 | ジャン・ピエール・リモザン | |
出演 | ジュリー・デルピー、リュク・トュイリエー シルヴァン・ジャモア、テイエリー・レイ |
家族で避暑地に向かう途中で両親が事故で死亡する。
その娘マリー(デルピー)は両親を殺した男に近づき恋人になり、
復習を遂げる。…こわいよソレ(ーー;)
邦題からロマンス物を連想してはならない。
当時19歳のデルピーはまだあどけなさの残る顔♪
収録91分
英語 モノラル
発売元:丸紅、アルシネテラン
販売元:松竹ビデオ事業部
1990年 フランス・ドイツ
監督・脚本 | アニエスカ・ホランド (秘密の花園) | |
原作 | ソロモン・ペレル | |
音楽 | ズビグニエフ・プレイスネル (トリコロール三部作) | |
出演 | マルコ・ホーフシュナイダー、ジュリー・デルピー |
ナチスから逃れる為、ドイツ人や共産主義者に成りすますユダヤ人。
反戦的なシリアスさの中においてどこかユーモラスな表現が光ります。
ジュリー・デルピーは主役の彼女役。
1991年 米・仏・独・ギリシャ
監督・脚本 | フォルカー・シュレンドルフ (ブリキの太鼓) | |
原作 | マックス・フリッシュ (アテネに死す) | |
出演 | サム・シェパード、ジュリー・デルピー、トレーシー・リン |
このストーリーはお気に入りです。
ウォルターは船上で女子学生(デルピー)と恋に落ちる
オチは言えませんが悲恋ものです。
この作品が一番かわいそうな役かも?
1992年 ドイツ・フランス
監督・脚本 | ヤヌス・キユフスキー | |
原作・脚本 | イエジー・ヤニツキ | |
出演 | ジュリー・デルピー、ランベール・ウィルソン、ハンナ・シグラ |
第二次大戦下のワルシャワ。
収容所から逃げ出してきたユダヤ人夫婦。
途中、夫婦は離れ離れになり、男はあるドイツ人女性に慕われ、かくまわれる。
妻の行方がわかり、いっしょにかくまってもらう為、妻を妹と偽る。
だが夫とドイツ人女性が男女の関係にあることに嫉妬する妻。
そしてジェラシーの限界に達し・・・。
嫉妬する女性の役…って多いですね。