1983/09/01 JAPAN 12"
1983/07/08 UK 12"
(SIDE A)
(SIDE B)
1983/07/08 UK 7"
(SIDE A)
(SIDE B)
Produced and Written,
Peformed by
MIDGE URE , MICK KARN
Engineered by John Hudson
Photograph: Linda McCartney
英国オリジナル盤は、[After A Fashion], [Textures] 収録の7インチ・シングルと、 [After A Fashion Extended version], [Textures] 収録の12インチ・シングルが1983年07月08日にリリース。
[After A Fashion Extended version] は、 12インチ・シングル用のロング・ヴァージョン。 [Textures] は、3分弱のインストゥルメンタル作品。
遅れて日本盤は、英国盤の3曲をまとめて、12インチ・シングルにして1983年09月01日にリリース。 ジャケット写真は、当時ポール・マッカートニー夫人のリンダ・マッカートニー。
1982年に行われた英国王室主催のチャリティ・コンサート [1982 The Prince's Trust (プリンス・トラスト)] で意気投合したミッジ・ユーロとのコラボレーション。
この時、ケイト・ブッシュ、ジョアン・アーマトレーディングなど、 後に幾度とミックと共演をするアーティストも出演していた。 この後のプリンス・トラストにも二人は参加。さらにJBKと、ミッジとのセッションも実現する。
ミッジ・ユーロは、1979年からウルトラボックスの中心人物。 ミッジのセンスとヴォーカルは、ミックのベースと相性がよく、 個性を強く主張してるのに、絶妙のバランス。
ミッジのポップセンス溢れるヴォーカルと、ギター、シンセに 個性溢れるベースがからみつき、ミックのコラボの中でも随一の相性をほこる作品!
[AFTER A FASHION],[TEXTURES]
が聴けるミッジのベスト盤。
ミックは参加していないミッジのソロ・ライブ・ヴァージョンの[AFTER A FASHION]も収録。
No Regrets-
Very Best of Midge Ure
[AFTER A FASHION]が聴けるミッジのソロとバンド・プロジェクトのベスト盤。 ULTRAVOX,VISAGE,BAND AIDからの選曲もある。
1984/11/–– UK
1985/02/21 JAPAN
(SIDE A)
(SIDE B)
Mixed by Steve Churchyard and Mick Karn
Produced by DALIS CAR and Steve Churchyard
Mick Karn :
Written ,
All Instruments Play
Peter Murphy :
Words Written, Perform
Paul Vincent Lawford :
Rhythm Construct
ジャパン解散後のミックと、バウハウス解散後のピーターが結成したダリズ・カー。 パーマネントな活動を予定していたが、二人の間に確執が起こり、アルバム1枚で解散。 ピーターが参加しなかった「女神アーティミス」はインストゥルメンタルとなる。 このアルバムのために作られたレーベル、パラドックス・レコード[Paradox Records] からのリリース。
発売日を楽しみにしていましたが、日本盤はひと月位予定より延期されましたね。 この頃は、よくあることではありますが。。。 発売当時の日本盤では、アーティスト名は”ミック・カーン&ピーター・マーフィー”。 アルバム・タイトルは”ダリズ・カー”。
実はミックのベースはソロ・アルバムにも劣らないほど、暴れまくっており、 ミックのファンからの支持が厚い作品でもある。 そして、結果的には袂をわかつことになるが、ピーターの声質や歌唱も ミックのベースと抜群の相性で、いい意味の衝突をみせていたと感じる。 小人数のユニットながら、インパクトの強いサウンド! 超必聴盤!
元々、ミックのベースはリズム楽器らしからぬプレイで、 ある意味ヴォーカルよりもメロディアス。 作曲はミックが担当し、サウンド的には、ミック主導であり、 ピーターには不満も残るレコーディングだった。 ダリズ・カー消滅後、二人はそれぞれソロ・アーティストとして次回作を制作する。
そんな経緯もあって、ダリズ・カーとしての作品はもう聴けないと思われていたが、 2011年ピーターがミックに提案し、ダリズ・カーの新作が制作される。 これがミックの遺作となった。
ミックがデザインしたジャケットに描かれている ギリシャ神話風の絵画の元ネタは Maxfield Parrish の [Daybreak]。 このデザインの左側をジャケット表に配置したため、 通常、”左とじ”であるジャケットの装丁が LP,CD共に”右とじ”に作られている。 なお、イギリス盤LPにはダブルジャケット仕様もあり、 このデザインを広げて見ることができる。
「鏡面界」がシングルとして先行リリース。プロモーション・ビデオも制作された。 12インチ・シングルのB面は、ミック制作のインストゥルメンタルを2曲収録。 この内の一曲 [Lifelong Moment] は、 NHK-FM「クロスオーバー・イレブン」で何度かオンエアされたので、 エアチェックしてテープで聴いていたファンも多い・・・と思う(同志よ!)
(SIDE.A)
1.ダリズ・カー、2.ヒズ・ボックス、
3.コーンウォール・ストーン、4.女神アーティミス
(SIDE.B)
1.創造と融解、2.ムーンライフ、3.鏡面界
1984/09/–– UK
(SIDE A)
(SIDE B)
All instruments, written by
Mick Karn
Vocals,lyrics by
Peter Murphy
Produced by
Dalis Car, Steve Churchyard
except SIDE.B
produced by Mick Karn
1991/04/20 UK
1991/03/21 JAPAN
[2003 reissue]
2003/09/15 UK
2003/11/27 JAPAN
--2003 BONUS TRACK--
Produced by R.T.C.
Mixed by
David Sylvian, Steve Nye
All songs written by R.T.C.
Words by David Sylvian
David Sylvian
Steve Jansen
Richard Barbieri
Mick Karn
Bill Nelson
Phil Palmer
Michael Brook
Brian Gascoigne
Djene Doumbouya
Djanka Diabate
ジャパン解散の発端となった、デヴィッドとミックの不仲。 もう、この4人は集まることがないと思われたが、 ミックのアルバムにデヴィッドが参加し、[buoy]、[when love walks in]という傑作を生んだ!
そして、ついにジャパンの4人がレコーディングに入る。 これは、もう”嬉しい大事件”だった! 曲作りは、メンバーのセッション・ワークの中から組み立てられていった。 ジャパン時代とは、かなりイメージが異なるサウンドだが、 それもまた良しと思える作品に仕上がる。次回作やツアーにも期待したのだが…。
レコード会社は、ジャパン名義を望んだが、 その作風の違いも考え、メンバーの連名およびレイン・トゥリー・クロウ名義とした。
セッションから曲を組み立てていくという手法は、 デヴィッドだけでなく、ジャンセン・バルビエリ・カーンも取り入れていた為、 サウンド自体は、非常に相性は良かった。元々音楽的相性は”奇跡の出会い” といえる程。…ただ再び、メンバー間に亀裂が生じ、 惜しくもアルバム一枚のプロジェクトに終わる。
期待感の現われか…初回リリース時は、ボックス仕様に豪華ブックレットまで付いていた。 2003年には、ジャパンの「孤独な影」、「錻力の太鼓」、 「オイル・オン・キャンヴァス」と共にリマスターが行われ、ジャケットデザインも変更され、 一部には、ボーナストラックの追加もされ再発売された。 本作品も、シングル「ブラックウォーター」のカップリング曲 「アイ・ドリンク・フォーゲット」が追加収録された。
1991/03/18 UK
Produced by
R.T.C.
Written by R.T.C.
Words by David Sylvian
[amazon.co.jp]
Blackwater
1990/––/–– DE
1993/10/01 JAPAN
Recorded by Walter Quintus at Ztudio Zerkall,
Germany, December 1988
Produced by Kurt Renker & Walter Quintus with David Torn
Michael White :
trumpet
Michel Lambert :
drums & mikatron
with
David Torn : guitar
Mick Karn : bass
ロンリー・ユニバースは、 トランペットのマイケル・ホワイトと、 ドラムのミッシェル・ランバートが、 1988年カナダ・トロントで開かれたイベント [Pushing The Envelope]に参加したことが結成につながる。
同年、デヴィッド・トーンとミックが全面参加のもと、 ドイツでレコーディングされたのが本作品。 1990年、CMPレコードからリリース。 日本でのリリースは1993年。
ミックのソロをジムコ・ジャパンがリリースすることを受けて 「ベスチャル・クラスター」と同時発売となった。 つまり、録音自体は、レイン・トゥリー・クロウよりも前。
ロンリー・ユニバースとミックの接点は、、 1987年、デヴィッド・トーンのソロ・アルバム [Cloud About Mercury]に、 ミックとマイケル・ホワイトが参加したこと。
ジャズ、クラシック、現代音楽をルーツとする ホワイトとランバートとの共演は、 ミックのベースの新しい魅力を引き出す。 本作品は、ロックやポップスのアルバムではないが、 フリージャズ風の音楽に興味の無い方でも ミックのベースが好きな方は、満足できるサウンドである。
Written by
1993/––/–– UK
1994/09/01 JAPAN
Produced by
Jansen | Barbieri | Karn
All tracks recorded in London during spring-summer '93 except "Human Age" recorded spring '92
Steve Jansen :
drums, percussion, keyboard, guitar, programming
(tr.1,2,3,4,6)
Richard Barbieri :
keyboard, synthesiser, programming
(tr.1,4,6,7)
Mick Karn :
bass, saxophone, bass clarinet, keyboard, brass
(tr.1,4,5,6)
The Oystercatchers
(later "Indigo Falls" ) :
R.Barbieri & Suzanne J. Barbieri
(tr.2)
David Torn :
guitar (tr.3,5,7)
Robby Aceto:
vocal, guitar (tr.4)
Steven Wilson :
guitar (tr.2)
Rob Dean :
guitara (tr.6)
1992年、レイン・トゥリー・クロウ解消後、ジャンセン、バルビエリ、カーンは、 ヴォーカルとギターにロビー・アセトを迎え、新たなプロジェクトとして 録音を始めた。この時の曲が4曲目[Human Age]。かなりポップな路線を目指していた。
翌年には自身のレーベルミディアムを設立。 このレーベルからリリースする予定のプロジェクトの作品をあつめた サンプルという位置づけでリリースされたのが本アルバム。
結果的にはロビーとのプロジェクトはパーマネントなものにはならなかったが、 ジャンセン・バルビエリ・カーンにギターのデヴィッド・トーンを加えたメンバーでの セッションやライブを中心に活動していくことになる。 ロビー・アセトとデヴィッド・トーンは共に、 1988年のシルヴィアンのツアーにも参加していた。
デヴィッド・トーンは、音楽業界から去ろうと考えていたミックを踏みとどまらせた上、 この時期のミック関連のプロジェクトに多大な貢献をしている。 本アルバムにも参加。
2曲目[The Wilderness]は、リチャードが彼の妻スザンヌ(旧姓マーフィー)をヴォーカルに加え、 ザ・オイスターキャッチャーズとして参加。 後にインディゴ・フォールズと名を変えアルバム[Indigo Falls]を発表する。
6曲目[Ego Dance]には、ジャパンのギタリストだったロブ・ディーンが参加!
1993年のオリジナル・リリース時は、 日本では、リットーミュージックが雑誌上でイギリス盤を通信販売でリリースしていた。
1994年に、ミディアムの日本販売は、ジムコ・ジャパンになり 本アルバムは正式に日本盤がリリースされることとなった。 初回限定盤は、ブックレットとボックスが追加された豪華仕様となる。
1994年頃に、ミッジ・ユーロとジャンセン・バルビエリ・カーンの セッションもレコーディングされるが作品がリリースされるに至らなかった ・・・はずだったが、この音源、2001年になって、ミッジのアルバム[Little Orphans]に収録。 ミッジの公式サイト上で発売される。
1994/05/20 DE
1994/04/25 JAPAN
(JIMCO)
1997/09/01 JAPAN
(Flavour)
Produced, composed and performed
by Torn, Karn & Bozzio
Executive producer :
Kurt Renker
David Torn :
guitar, fake koto, voice...
Mick Karn :
fretless bass, clarinet, dida, greek voice...
Terry Bozzio :
drums, percussion, piano...
デヴィッド・トーン、ミック・カーン、テリー・ボジオ が、わずか2週間で録音したインプロヴィゼーション中心のアルバム。 個性が強すぎる程の3人のバトルがカッコイイ!
1986年にトーンのソロ[Cloud About Mercury]のレコーディングに ミックは呼ばれるが固辞。(リリースは1987年。最終的にベースはトニー・レヴィン。) トーンの度重なる要請に、ツアーには参加する。 このツアーの参加でミックはミュージック・シーンへの復帰を決意したと言われている。
デヴィッド・トーンの次期ソロ[door X]には、ミックは参加をしている。 このような流れがあって、ミックは再び他アーティストからのオファーを受けることに。 トーンのラブコールは、ミックに音楽の楽しさを甦らせたようだ。 この[door X]最近は入手困難盤になってしまったが、一聴の価値アリ!
ポリタウンは、 いくつかのライブ演奏が、 ブートレッグにされ、アルバム曲での演奏に加え、 真のインプロ・パートも耳にすることができる。
一応、ジャズロック的なサウンドと表現できるが、 ジャンルに縛られない3人の共演ということで、 ニューウェイブ、ハードロックのファンにもオススメ。
ボジオの手数の多いドラム、トーンのアグレッシブなギター、 そして、ミックのメロディアスなベース・・・アルバム1枚で終わらすのが 惜しい。
テリー・ボジオは、ジャズ・ドラマーを目指していたが、 プロデビューはフランク・ザッパ。 プログレ・スーパーユニットUKにブラフォードの後任として参加。 その後自身のリーダー・バンド 「ミッシング・パーソンズ」ではニューウェイブ・バンドとして ドラムだけでなく、ソングライターとしても活躍。 VAI をはじめ HR/HM 的な作品でも実力を発揮!
本来は、トーン、カーン、ボジオの表記順だが、 日本盤のオビでは ボジオ、カーン、トーン の順番。 1993年にリリースされたスティーヴ・ヴァイのバンドVAIのアルバム [Sex & Religion]のドラマーであったテリー・ボジオの人気が高かった。
1994/09/30 UK
1995/02/01 JAPAN
Steve Jansen :
drums, percussion, keyboard, guitar
Richard Barbieri :
keyboard, synthesiser, programming
Mick Karn :
vocal, bass, guitar, brass (tr.1,3)
Steven Wilson : guitar (tr.4)
ジャンセン・バルビエリ・カーンのセカンド。4曲入りミニ・アルバム。 ミックは2曲参加で、全曲参加はジャンセン・バルビエリ。 前作「ビギニング・トゥ・メルト」タイトル曲のリミックスが収録されている。
ジャケット・デザインは、 この頃(ダブル・トリオ期)のキング・クリムゾン関連の仕事を手がける ビル・スミス・スタジオ。
[In The Black Desire]は、エスニックなアレンジとコーラスが心地よい。ギターはスティーヴ。
ミックが自身のソロや他アーティストのセッションで多忙のためか、 ジャンセン・バルビエリ主導のアルバム。 デヴィッド・トーンは参加しておらず、4曲目のギターは、 スティーヴン・ウィルソン。
ウィルソンは、ポーキュパイン・ツリーの中心メンバーであり、 1993年からは、リチャード・バルビエリもキーボードでメンバーになる。 ノーマン、ティム・バウネス、インディゴ・フォールズなどでも共演。 この頃から、ジャンセン・バルビエリ・カーン人脈の常連となる。
Steve Jansen (tr.1,3)
Richard Barbieri (tr.4)
Richard Barbieri, Steve Jansen (tr.2)
1998/01/21 UK
1998/01/21 JAPAN
Yoshihiro Hanno :
Program, key, guitar, turntable, sample
Mick Karn :
bass, clarinet, bass clarinet, guitar, voice
All poets by Mick Karn
All compositions by Yoshihiro Hanno
エレクトロニカ、映画音楽、オーケストラ作曲などで世界的な活躍をする アーティスト、半野善弘とミック・カーンのコラボレーション。 ディジパック仕様。英盤は MEDIUM、日本盤は FLAVOUR からリリース。
半野善弘がプログラムしたトラックをミックに送り、 ミックがベース・プレイを重ね、さらに半野に送り、 半野がトラックを再構築し…この作業を繰り返し、 トラック製作者と生楽器奏者のコラボレートを繰り返す。
この間に、お互いの解釈や、プレイ自体に”ズレ”が生じるが そのズレ自体の不確定さも作品の要素とした。 トラックの上でのコラボレートでありながら、 まるで生演奏でのインプヴィゼーションで起こりうる 偶然性を内包したスリリングなサウンドとなった。
このアルバムでは、ミックのベースだけでなく、 その”声”までも音空間の演出になくてはならない存在として登場する。 今までのロック・アーティストたちともひと味違うコラボレーション。 エレクトロミュージックとミックの共演も面白い。 1980年代からのファンの方々にも聴いてもらいたい。
1999/02/11 UK
1999/02/01 JAPAN
Produced by
Jansen / Barbieri / Karn
Recorded at Kashmir, London, November '97 -June '98
Engineered by Steve Jansen, Richard Barbieri
Computer sequencing : Steve Jansen
Steve Jansen :
drums, keyboard, vocal
Richard Barbieri :
synthesizer, keyboard
Mick Karn :
bass, clarinet, saxophone, wooden flute
LUNA SEA のギタリストである SUGIZO は自身のソロアルバムをリリースする レーベル "CROSS" を設立。ジャパンのファンであった彼は、 自身のソロだけでなく、土屋昌己の久し振りのソロ・アルバムのリリース。、 さらにJBK(ジャンセン・バルビエリ・カーン)のアルバムも自身のレーベルからリリース。 日本先行発売。イギリスではJBK のレーベル MEDIUM からのリリース。
SUGIZO のアルバムにはミックはベースで参加。 JBK 、SUGIZO、土屋昌己らが参加するアブストラクト・デイ・ツアーも開催された。
以前の Jansen-Barbieri-Karn 活動期のアルバム[Beginning To Melt]は、 個々の曲は完成度が高く、刺激的なチューンが並ぶが、 いくつものプロジェクトのコンピレーション的なアルバムのため統一感は薄い。 本作品は、トータル・プロデュースされており、 バランスよく聴け、一枚のアルバムとしては洗練されたイメージ。 どちらが好きかは、それぞれの好みと言える。
[The Shallow Pool]、[Cold Light]では、久し振りにスティーヴのヴォーカルが聴ける! 作詞もスティーヴ・ジャンセン。
参加ミュージシャンは、ミックの恩人デヴィッド・トーン。 SUGIZO、土屋昌己、テオ・トラヴィス。 高橋幸宏とスティーヴ・ジャンセンの PULSE にも参加しているゾーイ・ニブレット。 さらに、元ストーン・ローゼズのアジズ・イブラヒム。
2001/10/05 UK
2001/09/19 JAPAN
Engineered and mixed by
Steve Jansen
Steve Jansen :
drums, sampled percussion, keyboards
Richard Barbieri :
synthesisers, keyboards
Mick Karn :
bass guitar, bass clarinet, vocals
Steven Wilson :
electric guitar
Theo Travis :
saxophone, flute
Special guest appearance by
Natacha Atlas
1997年の新宿とロンドンのライヴから収録。 イギリス盤は MEDIUM から。日本盤は FLAVOR からリリース。
TRACK.2 は、レイン・トゥリー・クロウから。
TRACK.3.4.6.9. は、ミックのCMP時代のソロ。
TRACK.5.7.8.は、ジャンセン・バルビエリの 「ストーリーズ・アクロス・ボーダーズ」から。
TRACK.1は、リッチの未発表曲。ライヴ録音。
TRACK.10は、スティーヴの未発表スタジオ録音。
2012/04/04 UK
2012/04/04 JAPAN
All Songs Written by
Peter Murphy / Mick Karn
Except for
“Subhanallah“ is traditional
“If You GO Away“ by Jacques Brel
“Sound Cloud“,
“Artemis Rise“
Lyrics Written by
Peter Murphy
“King Cloud“
Lyrics Written by
David Hornsby
MICK KARN :
bass, bass clarinet,
and additional guitars
PETER MURPHY :
vocals,keyboards
Steve Jansen : drums
Jakko M Jakszyk :
nylon acoustic,
electric guitars, and gu zheng
Theo Travis :
saxophones and flute
Sengul : vocals on "Subhanallah"
Gill Morley : violin
Ellen Blair : violin and viola
Pete Lockett : percussion
Paul Lawford : congas
Steve D'Agostino :
additional keyboards
[ Mick Karn Photo Booklet ]
(for japan only)
Photography by
Steve Jansen
Cooperated by
Martin Nagano, Miki Nakayama
Special thanks to...
Mayumi Kojima(Delacroix)
1984年に、バウハウス解散後のピーター・マーフィーと、 ジャパン解散後のミック・カーンが結成したダリズ・カー。 刺激的な傑作アルバム「ウェイキング・アワー」を発表するも、 制作上の意見の不一致などから解散。 だが、2010年にミックは癌と闘っていることを発表。 同年、ピーターからの提案によりダリズ・カー再結成。 2011年1月4日に永眠したミックの遺作となってしまう。
ミックは病と闘いながらのレコーディングであり、本作品は5曲入りのミニアルバム。 ダリズ・カーやミック自身にゆかりのあるメンバーのサポートもあり、 発売は予定よりも遅れるが、ダリズ・カーのセカンド・アルバムは発表された。
前作で、ピーターが不参加となり、インストゥルメンタルとなった「女神アーテミス」に 改めてヴォーカルを追加した「アルテミス・ライズ」はアルバム・リリースよりも早く ダウンロード・リリースされ、新作への期待を高まらせた。
ファーストのミックの個性あふれるバッキングに比べると、 刺激は少ないが、本作品は楽曲としは洗練され、各曲の完成度は高い。 多くの友人たちのもと、(とりわけ再会したピーターと) 作品を作り上げることができたのは、ミックにとってもファンにとっても ラスト・アルバムとしての意義は大きい。
当初、2011年11月~12月でのアルバム・リリースを目指していたが中止。 翌年2月11日に、4月5日のミックの息子の誕生日にリリースされることが発表。 2月21には、4月4日に日本盤のリリースも決定!最終的には4月4日に同時発売となる。
英国盤の最初のネット販売分250枚には、スティーブ・ジャンセンのサイン付き。 日本盤には、スティーブ・ジャンセンが撮影したミックの写真を集めたブックレットが付いた。 このブックレットの最後には、ミックに縁のあるミュージシャンたちのメッセージも見ることができる。
本作品は、上下見開きのギリシャ神話風のジャケット画となり、 ファーストの左右見開きのジャケットとの関連性を感じることができる。 ファースト「ウェイキング・アワー」は廃盤の度にプレミアになるが、 再発売も幾度もされているので、ぜひこちらも聴いて欲しい。
ドラムのスティーブ・ジャンセン、ギターのジャッコ、 サックスとフルートのテオ・トラヴィスは、 すでにミックの人脈としては常連組。 ファーストで、ミック、ピーターとともにクレジットされていた ポール・ヴィンセント・ローフォードがコンガで参加。
キーボードのスティーヴ・ダゴスティーノはエンジニアとして活躍し、スティーブ・ジャンセン、 ジョン・フォックスとアルバム[A SECRET LIFE / D'AGOSTINO/FOX/JANSEN]をリリースしている。
「スハナローフ [Subhanalla] 」はアラブ・イスラム圏に伝わるトラディショナルのカヴァー。 原曲の詳細はよくわからないのですが、言葉の意味をネットで検索したところ、 [Subhana'Allah] スブハーナッラー(アッラーの栄光を称え奉る)のことだと思える。 …英語意では"Glorious is God."
「イフ・ユー・ゴー・アウェイ」の原曲は、ベルギー生まれのシャンソン歌手にして映画監督・俳優の ジャック・ブレルの「 行かないで [Ne me quitte pas] 」。 その後英語訳詩を付けたヴァージョン [If You Go Away] が数多くカヴァーされる。 英語版としてはダスティー・スプリングフィールドのものが有名。
2015年06月30日 Kscope からアナログ盤リリース。
2015年09月16日 Kscope からCD再リリース。
2015/06/30 UK
2012年リリースのミック・カーンの遺作となってしまった ダリズ・カーのセカンドをアナログ盤で再リリース。 日本盤CDは写真集付の豪華仕様で、ぜひ所有したいアイテムだが、 この美しいジャケット絵をアナログ盤でも堪能したい。
[ Re-release 2016 ]
2016/09/16 UK
2012年リリースのミック・カーンの遺作となってしまった ダリズ・カーのセカンドがKscopeから再リリース。 ミック晩年のソロ作品と遺作であるダリズ・カーの本作が アナログと再発売CDという形で入手しやすくなった。
[download, bandcamp]
2020/02/05 UK
[2LP Record Store Day, limited]
2020/08/29 UK
[2LP re-press,limited]
2020/11/22 UK
(SIDE A)
(SIDE B)
(SIDE C)
(SIDE D)
A Jansen/Baribieri/Karn Production
2020年のレコード・ストア・デイ限定盤。 2001年にリリースされたライブ盤CDを、 ジャパンの「ライフ・ウィズアウト・ビルディングス」 を追加収録して2枚組レコードとして再リリース。
1997年の新宿とロンドンのライヴから収録。 東京は97年7月22日の日清パワーステーションでの収録。 好評を受け限定で再プレス盤もリリースされた。
TRACK.2 は、レイン・トゥリー・クロウから。
TRACK.3.4.6.9. は、ミックのCMP時代のソロ。
TRACK.5.7.8.は、ジャンセン・バルビエリの
「ストーリーズ・アクロス・ボーダーズ」から。
TRACK.1は、リッチの未発表曲。ライヴ録音。
TRACK.10は、スティーヴの未発表スタジオ録音。
TRACK.11は、今回追加されたトラックで、ジャパンのシングル「アート・オブ・パーティーズ」
(日本盤ではなく英国盤)のB面に収録されていた曲をJBKのライブ用にインストゥルメンタルにアレンジしたもの。
2021/12/03 JAPAN(GEN)
1994年リリースのミックとデヴィッド・トーン、テリー・ボジオの コラボレーション・アルバムが紙ジャケ限定盤として再リリース。 インター・アート・コミッティーズ(Inter Art Committees)の音楽レーベル”GEN”から CMP時代のミック関連3作品CDが再発売される。
GENとは”弦”を意味し、ギタリストやベーシストのアルバムを再リリースすることを目的としたレーベル。 ミック以外にも、Allan Holdsworth、Steve Hackett、Jack Bruce、Tony Levin など錚々たるメンバーの作品が連なる。
超絶テクニックの三人がわずか2週間で録音したインプロヴィゼーション中心のアルバム。 個性が強すぎる程の3人のバトルがカッコイイ! ボジオの手数の多いドラム、トーンのアグレッシブなギター、 そして、ミックのメロディアスなベース・・・アルバム1枚で終わらすのが 惜しい。
[download, bandcamp]
2022/03/04 UK
performed, written & recorded by Steve Jansen, Richard Barbieri & Mick Karn
1999年「_ism」セッション時に録音された未発表音源が Bandcampからダウンロード販売された。 後期JBKの洗練された落ち着いたサウンド。 徐々に増えてゆく音数にテンション上がりつつも、 上品な盛り上がりを迎えるインテリジェンス溢れるインストゥルメンタル。 8分近い聴きごたえのあるトラック。 無料のストリーミングと有料のMP3かFLACでのダウンロード購入ができる。 当時の3人の息吹を感じることのできる素晴らしいパフォーマンス に再び触れることのできる時間に感謝したい。