アメリカ・ニューヨーク州アミティビル出身のギタリスト、作曲家。 ECMやCMPなどから作品を発表するジャズ系のギタリストだが、 ジャパン人脈、クリムゾン人脈をはじめとした ロック系のミュージシャンのセッションに数多く参加している。 2000年代以降は映画音楽の作曲家としても活躍。 「メン・イン・ブラック」シリーズに俳優として出演しているリップ・トーンは、 いとこにあたる。
1987年自身のツアーのベーシストにミックを強く希望し、 当時ミュージック・シーンから引退も考えていたミックに シーンに留まらせる決意をさせたエピソードは有名。 そして、ECM時代のミックの多くの活動に同行している。
デヴィッド・シルヴィアンや坂本龍一のツアーにも参加。 アバンギャルドなプレイを求められるセッションが多いが、 メロディセンスにも長けている。 スプラッターセル(Splattercell)名義では、 エレクトリック・ミュージックのアルバムもリリース。
アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ出身のドラマー。 本名:Terry John Bozzio 。 1975年にフランク・ザッパ・バンドにドラマーとして加入。 リード・ヴォーカルを務める曲もある。 1979年ザッパ時代の同僚でもあったエディ・ジョブソンが在籍するUKに参加。 そのドラム・テクはプログレ・ファンにも浸透。
80年代は、初のリーダー・バンド、ミッシング・パーソンズ結成。 1993年に、スティーヴ・ヴァイ率いるヴァイに参加。 ジェフ・ベック、hide、マーク・アイシャム、ブレッカー・ブラザーズなど、多くのセッションに参加。 スーパー・グループへの参加も多く、Bozzio/Levin/Stevens, そして Polytown では、デヴィッド・トーン、ミック・カーンと共演。
フランク・ザッパ・バンド、UKのメンバーとして、またソロとしても来日したことがある。 2012年には再結成UKとして来日。
イギリス・チェシャー州ストックトンヒース出身のシンガー・ソングライター。 1987年にスティーヴン・ウィルソンと共に、 シンセ・ポップバンド、ノーマンを結成。 ウィルソンは後にポーキュパイン・ツリーを結成する。
ドイツの Centrozoon、イギリスの Darkroom などのアルバムにヴォーカルとして参加。 リチャード・バルビエリ、アリーチェ、スプラッターセル(デヴィッド・トーン)など、 多くのセッションに参加。 2009年のジュディ・ダイブルの [Talking With Strangers] では、ヴォーカル以外に作曲とプロデュースにも参加。 このアルバムはロバート・フリップをはじめクリムゾン人脈の豪華ゲスト達が参加している注目盤!
2004年にはロジャー・イーノやヒュー・ホッパーが参加したソロアルバム [My Hotel Year] をリリース。
イギリス・ロンドンのキングストン・アポンテムズ出身のミュージシャン、ギタリスト、プロデューサー。 本名 : Steven John Wilson 。イギリスのプログレッシブ・ロックバンド ポーキュパイン・ツリーの中心人物。
1987年にティム・バウネスと共に、 シンセ・ポップバンド、ノーマンを結成。 同年ウィルソンのソロ・プロジェクトとしてポーキュパイン・ツリー名義の録音を始める。 1993年に自身以外のメンバーも固定されバンド形態となる。やがて ポーキュパイン・ツリーでの活動がメインとなる。
ポーキュパイン・ツリー、ノーマン以外にも多くのプロジェクトに参加。 Blackfield, I.E.M. , Bass Communion, Storm Corrosion, など。 そして、ジャンセン・バルビエリ・カーンの多くのセッションやツアーにギタリストとして参加。 キング・クリムゾン人脈からの信頼も厚く、クリムゾンの過去音源の 5.1ch 化に貢献。
Grace for Drowning / Steven Wilson
On The Sunday Of Life... / Porcupine Tree
Welcome to My DNA / Blackfiels
イギリス・ロンドン・ハーロー出身のドラマー。 2002年からポーキュパイン・ツリーにドラマーとして参加。 同時に2008年からキング・クリムゾンのドラマー。パット・マステロットとのツイン・ドラム。
非常に斬新なプレイを編み出すだけでなく、どんな要求にも応えられる技巧派でもある。 それゆえに、ケヴィン・エアーズ、イギー・ポップ、デイヴ・スチュアート&バーバラ・ガスキン、 ポール・ヤング、ステファノ・パヌンジ、リチャード・バルビエリ、アリーチェ、OSI (Office of Strategic Influence) など、非常に多くのセッション参加をこなす。イケメンで人気も高いドラマー。
1997年に初のソロ [Sanity & Gravity] をリリース。 2007,2009,2012年には 05Ric とのコラボレーション名義のアルバムをリリース。 PTとクリムゾンのメンバーとして、そしてソロとしての活動も活発になっていき、 世界的に、超多忙なドラマーのひとりである。 日本語表記のゆらぎ:ギャビン・ハリソン、ギャヴィン・ハリスンなど。
イギリス・ロンドン出身のギタリスト、シンガー・ソングライター。 本名:Michael Lee Curran。 ギタリストのみならず、ヴォーカリストとしても 近年のクリムゾン関係の重要プロジェクトの中心人物の一人として活躍する。 ベースやキーボードもこなすマルチプレーヤー。
1970年代~80年代初期に 64Spoons、The Long Hello、Rapid Eye Movement などに参加。 80年代に最初のソロ活動期になるが、、 90年代の2度目となるソロ活動期において、ジャンセン、バルビエリ、カーンとの 交流が盛んになる。そして、ミックの遺作 [Ingradaloness] / Dalis Car にも、 ミックの旧友たちと共に参加している。
1990年代前半には、後期 Level 42 に参加。 2000年代に入るとクリムゾン人脈との作品が増える。 ジャッコとマイケル・ジャイルズ、ピーター・ジャイルズ、イアン・マクドナルド による初期キング・クリムゾン・ナンバーを演奏するプロジェクトの 21st Century Schizoid Band に参加。 2011年には、フリップも参加した [A King Crimson ProjeKct - A Scarcity Of Miracles] / Jakszyk Fripp Collins に参加。 そしてついに、2014年には正式にキング・クリムゾンに参加。
I TALK TO THE WIND (21ST CENTURY SCHIZOID BAND)
A SCARCITY OF MIRACLES (JAKSZYK FRIPP COLLINS with LEVIN HARRISON)
現在、パリと東京を拠点に活躍するミュージシャン、作曲家。 1995年、ラッパーとして News From Street Connection を結成。 後にソロ・アーティストとしてエレクトロニックミュージック、 ドラムンベースのアーティストとして活動。 映画やテレビ、CM の作曲家としても国内外で活躍。 他アーティストの作編曲、プロデュースも多数。 別名義に RADIQ (a.k.a Yoshihiro HANNNO)、 Multiphonic Ensemble がある。
主な映画音楽は、「Flowers of Shanghai 」、 「アカシアの花の咲き出すころ / ACASIA」、 映画「アグリー UGLY」では、原案・音楽とともに共同監督・共同脚本としても参加。
ミックとはコラボレーション・アルバム「リキッド・グラス」をリリース。 また、[EACH EYE A PATH] のリミックス盤 [EACH PATH A REMIX] に リミクサーとして参加している。後に、デヴィッド・シルヴィアンのリミックス・アルバム [The Blemish Remixes] にリミクサーとしても参加しているのも何かの縁か。
東京都出身の音楽プロデューサー、ギタリスト、作曲家、編曲家。 日本のプログレ・バンド四人囃子に、1975年からベーシストとして加入。 やがて、後期の中心的人物として活躍。 1978年から中西俊夫、佐藤チカ、立花ハジメ、島武実とプラスティックスを結成。 キーボード担当。アメリカ公演も実現させる。
プラスティックス解散後は、 BOOWY,GLAY,JUDY AND MARY らをヒットさせた名プロデューサーとして知られる。 現在、四人囃子、プラスティックス共に再結成メンバーに名を連ねる。
1999年、ケイト・ピアソン、YUKI、島武実、ミック・カーン、スティーヴン・ウルフ らとスーパー・グループ "NINA" を結成。2001年には、ビビアン・スー、土屋昌己、 ミック・カーン、屋敷豪太と "The d.e.p" を結成。 2003年 Ces Chiens、2008年 Unsuspected Monogram 結成。 2010年には、ミックの闘病を知り、彼を支援するために The d.e.p 再び集結(ミック以外のメンバーで)。シングル[Rainbow / Moon Smile] リリース。
2014年1月16日、末期のスキルス胃癌で死去。享年61。
masahidesakuma.net - the d.e.p
拳法混乱 Kung Fusion (四人囃子 Yonin Bayashi)
一触即発 Isshoku Sokuhatsu (四人囃子 Yonin Bayashi) 2002 reunion live
神奈川県出身のギタリスト、プロデューサー。 1992年 LUNA SEA のギタリストとしてメジャー・デビュー。 2008年の再結成 X JAPAN で、故HIDE のパートでゲスト参加。翌年には正式メンバーとなる。 さらに、2011年には、YOSHIKI の Violet UK にも正式加入。 2006年イギリスの JUNO REACTOR に参加。
1997年ソロ・デビュー。自身のレーベル CROSS を主催。 CROSS は、自身のアルバム以外にも、 土屋昌己の久し振りのソロ活動や、JBKの日本でのリリースを行う。 ソロ活動においては、自身がファンであった元ジャパンのメンバーとの共演も多い。 そして、ミックの参加曲は、自身がファンということもあり、 一聴して、ミックのプレイとわかるようなミックスとなっている。
初のソロ・アルバム [Truth ?] は、そんな傾向を反映し、 ゲストにミックと坂本龍一が参加したスリリングな作品となっている。 自身のプロデュースした坂本美雨のシングル [Sleep Away] でもミックのベース・ソロが聴ける!