1982/11/12 UK
1982/11/21 JAPAN
(SIDE A)
(SIDE B)
(bonus track on CD)
Produced by
Mick Karn & Colin Fairley
except [SENSITIVE]:
Mick Karn & Rick Wilde
All titles written, composed & arranged by Mick Karn
except
B-1 is traditional, arranged by Mick Karn
B-3 written by Roberto Carlos & Mick Karn
Mick Karn :
bass, vocal, sax, keyboards, mellotron, african flute, ...
Steve Jansen :
percussion (A-1, B-3)
Richard Barbieri :
keyboards (A-1,2, B-1,2,3)
Colin Fairley :
additional percussion (A-1)
Angie Usher :
additional vocals (B-1)
Hugh Burns :
guitar (B-1)
David Rhodes :
guitar (B-2)
Ricky Wilde :
keyboards, computer, co-produce (B-3)
Ricky Wilde
(aka Ricki Wilde)
まだジャパン在籍時に発表された、ミック・カーンのファースト・ソロ・アルバム。 A面をインストゥルメンタル・サイド、 B面をヴォーカル・サイドにしたバラエティに富むアルバム。
アルバムに先駆け、1982年06月25日に、イギリスでシングル[Sensitive]が発売された。 キム・ワイルドの弟にしてプロデューサーである リッキー・ワイルドを共同プロデューサーに迎えたこのシングルは、 明快なメロディを持ち、ミックはポップなアルバムを作っているのかと思われた。
実際にリリースされたアルバム[Titles]は、 ミックの代名詞とも言えるフレットレス・ベースのプレイから繰り出される 重厚に押し迫ってくるサウンドと、 軽快なポップセンスが違和感なく一枚のアルバムに収まり多面性を持つ。 アルバムのプロデュースは、ミックとコリン・フェアリー。 ジャパンからは、スティーブとリッチが参加。
日本盤シングル「センシティヴ(リミックス・ヴァージョン)」は、 B面は、イギリス盤と同じく、アルバム未収録のインストゥルメンタル曲 「サウンド・オブ・ウェイヴズ」。 なおイギリスでは、[Sensitive]のリミックス・ヴァージョンは、1983年01月14日に発売。
アルバム・タイトルはリリース時の邦題は「心のスケッチ」。 CD化の際には、「タイトルズ」という邦題になり、 ボーナストラックとして、「サウンド・オブ・ウェイヴズ」が追加収録された。
この時期に、同じキプロス出身で友人である元デヴィッド・ボウィ夫人のアンジー・ボウィ (Angie Bowie,本名:Mary Angela Barnett)の朗読をバックにテレビでベース・プレイを披露した。
(SIDE A)
(SIDE B)
(bonus track on CD)
1982/––/–– JAPAN
(side.A)
1. SENSITIVE (REMIXED)
(side.B) 1. THE SOUND OF WAVES
1982/06/25 UK
(side.A)
1. SENSITIVE
(side.B) 1. THE SOUND OF WAVES
[LP]
[CD]
1987/03/09 UK
1987/04/22 JAPAN
(SIDE A)
(SIDE B)
Produced and arranged by
Mick Karn and Steve Jansen
Engineered by Femi Jiya
All titles written, composed by Mick Karn
except
A-3, B-2 by Mick Karn and David Sylvian
Mick Karn :
bass, keyboards, sax, clarinet, flute, b-vo ...
Steve Jansen :
keyboards, drums, percussion, b-vo
David Sylvian :
vocals, additional keyboards
Eric Willa :
trumpet, french horn
Paul Jones :
harmonica
他アーティストへの参加、ジャパン解散を経て、 ピーター・マーフィーとのダリズ・カーから2年、 ファースト・アルバムから5年という久々のソロ・アルバム。 録音は1986年。
ジャパン解散は、デヴィッドとミックの確執によるとも言われていたが、 このアルバムで、久しぶりの共演が実現する! 2曲でデヴィッドはヴォーカルで参加。 「ランド」には、キーボードで参加。
さらに、もう一人、ジャパンの盟友、スティーヴ・ジャンセン。 キーボード、ドラムでの参加と、さらにミックと共同プロデュース。 ジャパン・ファンにとってステキなプレゼントとなった! 話はこれだけでは終わらない。このアルバムをキッカケにして 後に、ジャパンのメンバーが再び集まり「レイン・トゥリー・クロウ」 のレコーディングが実現。
アルバムに先駆け、1987年2月にはデヴィッドとのシングル [Buoy](ブイ) をリリース。 あらためて、デヴィッドのヴォーカルと、ミックのベースという組み合わせは、 こんなに素晴らしい作品を生むということを再認識した。 [Buoy]のジャケット画はミック作[Bather]。レコード売り上げは、全英63位を記録。 [Buoy]はリミックス・ヴァージョンが、後にデヴィッドのコンピレーション・アルバム 「エヴリシング&ナッシング」に収録される。
もう一つのデヴィッドがヴォーカルの [When Love Walks In] こちらも、鳥肌モノのかっこよさ!ぜひ聴いていただきたい。 この時点では、『もしもジャパンが解散してなければ』の答えに一番近い曲ではないかと思う。 スティーヴ・ジャンセンが、ミックとデヴィッドの再会を とりもつ役目を担ったと考えたら、 スティーヴの功績はプレイとプロデュースだけにとどまらなかったと言える。
リリース時の邦題は、「 ドリームス・オブ・リーズン 」 後に原題と同じ「 ドリームス・オブ・リーズン・プロデュース・モンスターズ 」となる。 ジャケットのデザインは、アナログLPとCDでは、タイトルロゴの位置、色、大きさが異なる。 このアルバムは、初リリースがアナログLPとCDが同時発売。
(SIDE A)
(SIDE B)
1987/01/17 UK
(side.A)
(side.B)
Produced by
Mick Karn, Steve Jansen
Written by
Sylvian - Karn (A-1)
Mick Karn (B-1,2)
1993/06/08 DE
1993/10/01 JAPAN
(JIMCO)
1997/09/01 JAPAN
(Flavour)
Produced by
David Torn & Mick Karn
with help from
Kurt Renker & Walter Quintus
Executive Production by Kurt Renker
Mick Karn :
sings, lyricises, bass, clarinet
David Torn :
guitar, harmonika, mandlin, banjo
Steve Jansen :
drums, percussion
Richard Barbieri :
keyboard, programming
with
Joachim Kuhn
Glen Velez
Ed Mann
Sabine Van Baaren
Mario Argandona
David Liebman
Richie Stevens
Steve Gorn
Jurgen Kernbach
Walter Quintus
1987年のミックのアルバムでのデヴィッド、スティーヴの参加をきっかけに 1991年、元ジャパンの4人が再び集結した「レイン・トゥリー・クロウ」を発表。 各自のソロやセッションでの経験が生かされ、作品としての出来は素晴らしかったが、 デヴィッドと他の3人の間で確執が生まれ、アルバム1枚での活動に終わった。
その後、ミックは、スティーヴ、リチャード、ギタリストのデヴィッド・トーンらと 数々のセッションを行うことになる。ミックの3枚目のソロとなる 本作品も彼らの全面協力のもと制作される。プロデュースはミックとデヴィッド・トーン。 録音は1991年から92年。
後期ジャパン時代から所属していたヴァージン・レコードを離れ、 ジャズを中心とした CMP(Creative Music Production) からリリース。 ジャズ系アーティスト達の参加により、新たなアプローチも加えられた。
ヨアヒム・キューン、デヴィッド・リーブマン、スティーヴ・ゴーン、エド・マン などのゲスト参加は、CMP のミックへの期待が大きいモノだったと考えられる。
"Back In The Beginning", "The Drowning Dream" の2曲で久しぶりにミックのヴォーカルも聴ける。 デヴィッド・シルヴィアンのような強烈な個性と歌唱とは対照的ではあるが、 抑揚の少ない単調な歌唱も いい意味の味わいを感じ、ミックのヴォーカルも個人的には好きだ。 [Sensitive] での歌唱が思い出される。
当初ダンス・ミュージック的なノリのアルバムを計画していた名残りが、 "Bestial Cluster","The Drowning Dream" の軽快なリズムに感じられる。 結果的には、ミックらしい音階、ベースプレイも健在で、 全編ダンス・ミュージック・アルバムにはならなくて安心した。
このアルバムから5弦ベースも使用。 この頃のミックは、髪も眉毛も伸ばしてます。
1994年には、ミック、トーン、ジャンセン、バルビエリというメンバーで、 [ BESTIAL CLUSTER TOUR ]を行う。 本アルバム各曲の邦題は、すべて英題のカタカナ表記。
wr...written by
ar...arranged by
1995/05/01 DE
1995/04/26 JAPAN
(JIMSCO)
1997/09/01 JAPAN
(Flavour)
All compositions written, arranged & produced by Mick Karn
Executive Produced by Kurt Renker
Mick Karn :
bass, vocal, keyboard, sax, clarinet, dida...
David Torn :
guitar, organ, piano, vocal...
Gavin Harrison (dr,per)
Jakko Jakszyk (g,key,fl,sax)
Natacha Atlas (vo.1,3,5)
Gary Barnacle (flute)
Steven Wilson (g.1,2)
Richard Barbieri(syn.1,5)
Sureka Kothari (vo.6)
Savine Van Baaren (b-vo)
Christina Lux (b-vo)
ミックはソロ・アルバムは CMPと契約して、 ジャンセン・バルビエリ・カーンというプロジェクトでは、 3人で設立したミディアムというレーベルから作品を発表していた。 ミックが音楽活動にスランプを感じていたときに、 音楽の世界に踏みとどまらせたデヴィッド・トーンは、 どちらの活動にも、欠かせない存在となった。
このミック、4枚目のソロ・アルバムでも、デヴィッド・トーンは全面的に参加。 スティーヴは初の不参加。リッチも2曲だけの参加となり、 3人での活動はジャンセン・バルビエリ・カーンにシフト。 よりソロとしての色彩が強く表れたアルバムとなる。
加えて、スティーヴン・ウィルソン、ギャヴィン・ハリソンという、 後にJBKやポーキュパイン・ツリー の人脈としておなじみとなるメンバーの参加が本アルバムで見られる。 ジャッコ・ジャクスジクもこの頃は、JBK関係ではおなじみのメンバーで、 元レベル42のメンバーであり、加えて、後に初期キング・クリムゾンの再演プロジェクトである 21ST センチュリー・スキッゾイド・バンド結成にも参加。
CMP に移籍後、ジャズ・フュージョン色を強めるかと思われたが、 今回は、ジャズ系のミュージシャンの参加は少なく、 元来のミックの路線から遠くないものとなり少し安心した。 「ドリームス・オブ・リーズン」ほど暗くもないが、 ポップすぎたりもしない方向に安定してきた印象。 ただ、洗練されすぎて、初期ソロの荒々しさは薄くなって来た。
初回盤は、この頃にはまだ珍しいディジパック仕様。 まだ技術が確立されてなかったのか、最近(2012年)、 紙とプラスティック面の接着剤がはがれた。。。orz
ミックはCMPレコードからは、ソロ2枚の他に、 [Lonely Universe],[Polytown]に参加。 他にアンディ・ラインハルトのアルバムに参加。
CMP時代に、日本ではジムコからリリースされていた [Bestial Cluster],[The Tooth Mother],[Polytown(Torn/Karn/Bozzio)]は、 ジムコ・ジャパン解散後に FLAVOUR から再リリースされる。
1996/10/22 DE
1997/––/–– US
Produced by...
tr.1,4,9,11 :
Mick Karn
tr.2,5,6 :
David Torm & Mick Karn
tr.3,10 :
Torn Karn & Bozzio
tr.7 :
Kurt Renker& Walter Quintus with David Torn
tr.8 :
David Torn
1996年にドイツ CMP、1997年にアメリカ TIMES SQUARE から発売されたCMP時代のベスト盤。
ミックのソロ
[Bestial Cluster],[The Tooth Mother]。
デヴィッド・トーンとテリー・ボジオとの[Polytown]。
ロンリー・ユニバースの[Lonely Universe]。
アンディ・ラインハルトの[Jason's Chord]からの選曲
未発表曲[Drawings We Have Lived] 。
エディット版 [Bestial Cluster] 。
別ミックス [Liver And Lungs] 。
tr.3, 10 は、 [Polytown] 収録。
tr.7 は、 [Lonely Universe] 収録。
tr.8 は、 [Jason’s Chord] 収録。
Produced by David Torn
Andy Rinehart :
vocal, piano, keyboard, percussion
Mick Karn : bass
David Torn : guitar
Kurt Wortman : drums, percussion
Produced by Mick Karn
Executive producer : Kurt Renker
Mick Karn : bass
David Torn : guitar
Richard Barbieri : keyboard
Gavin Harrison : drums, programming
2001/02/05 UK
2001/02/21 JAPAN
Produced, written,
and arranged by
Mick Karn (1995-99)
except for track.7
arranged by Apache61
except for track.8,9,10
arranged by
Mick Karn and
Steve Jansen
Mixed by Steve Jansen
except for track.7
mixed by Apache 61
Mick Karn : vocal, bass, guitar, keyboards, sax, clarinet, flute
Steve Jansen : drums, keyboard, samples
Apache 61 : organ on 7.
Maya : voices on 1.3.8.
1995~99年までにミックが制作した音源を仕上げた5枚目のソロ・アルバム。 前作「トゥース・マザー」から5年振りのソロ作品。
Jansen-Barbieri-Karn の Medium Productions からのリリース。 日本では、Flavour Of Sound から発売。 透明プラスティックをホルダー面に使用した完成度の高いディジパック。 2012年には、自身のMK Musicから再発売。
打楽器が少なめになり、ロック的部分は影を潜めるが、 ていねいに作られた完成度の高いオススメのアルバム! 中近東音階も健在で、ミックらしい作品。
シンセの音色もフレットレスベースと合っていて、心地よい。 上質なアンビエントとでも言うような印象を受ける曲もある。 ソロ初期の重暗さが復活し、その上トータル・バランスもいい。 個人的な感想ではあるが、CMP時代は上品すぎた印象があり、 今回のアルバムでは、ヴァージン時代の刺激的なサウンドが戻ってきた感がある。
ひとりで制作していた楽曲が中心となっているため 参加ミュージシャンは少ないが、小ユニットの方がミックの個性は発揮される。 スティーヴ・ジャンセンがドラムとミックスで全面参加。 [Serves You Rice] には、アパッチ61 ことシミズ・ミエコが参加。 バッキング・ヴォーカルに、マヤ。
[Up To Nil], [Latin Mastock] では、久し振りにミックのヴォーカルが聴ける。 歌というより、語りにちかいが、ミックの声には不思議な存在感がある。
このアルバムの完成度の高さを物語るかのように、 ミックには珍しく、本作品のリミックス・アルバムがリリースされる。 ミックゆかりのミュージシャンたちのリミックスは一聴の価値あり! 本アルバムと併せて聴いていただきたい。
2015年08月07日、Kscope からアナログ盤リリース。
2016年09月30日、Kscope からCD再リリース。
2003/06/23 UK
Mick Karn with
[Each Eye A Path]のリミックス盤。 日本人アーティストが2人も参加してるのに、日本盤未発売。(T_T) オリジナル盤がゲストをあまり呼ばずに制作されたのに対して、 このリミックス盤では、ミックと縁の深い有名アーティストたちが参加している。 ミックをよく知る人たちは、オリジナル以上にミックのベースを激しくフューチャー!
オリジナル盤の完成度が高かったので、 かなり激しいリミックスをしないと インパクトが出せない!・・・と考えたかどうか謎ですが、 このリミックス・アルバムは、非常に楽しめます!
デヴィッド・シルヴィアン、JBK との共演も多いニューヨーク出身のギタリスト。 コンプレックスに悩んでいた時期のミックを音楽シーンにとどまらせた恩人。
イタリア・ミラノ出身の作曲家、キーボーディスト。 2001年にはスティーヴ・ジャンセンとのコラボ [KINOAPPARATOM] をリリースした。
ミックとはコラボ「リキッド・グラス」をリリース。 世界的に活躍する、テクノ、エレクトロニクス・ミュージック、映画音楽、オーケストラの作編曲家。
1999年まで、香港のロックバンド、BEYOND のリードギター。2001年ソロアルバム [Paul Wong] にミックが参加。
ジャパン~JBK での盟友。キーボーディスト。1993年からポーキュパイン・ツリーに参加。
YMOとして活躍後、作曲家、編曲家、ミュージシャンとして、あらゆるジャンルの音楽で世界的に活躍。 元ジャパンのメンバーとは、数々のセッションで共演。
2004/03/08 UK
Recorded mixed and produced by Mick Karn
Performed and completed 2002
Mick Karn - instruments:
wal bass guitar, guitar, clarinet, bass clarinet, samples, vocals
入手困難盤であるが、まぎれもないミックの6枚目のソロ・アルバム。 JBK の [Beginning To Melt] のリリース時に発足した MEDIUM PRODUCTIONS をレーベルとして発表。 発売元は、英国の Invisible Hands Music 。ディジパック仕様。
録音は2002年に行なわれ、2003年にはプロモ盤もある。 ミックのソロ・アルバムの供給が最も不安定な時期の作品。
日本盤の発売元が転々とした時期で、リリース先が定まらなかったのだろうか。 日本盤はリリースされなかった。そして当初、輸入盤の入荷も3.500円位して高価だった。 徐々に安定価格になっていくが、2012年現在では、廃盤状態でプレミア。 現実的な価格での入手方法は、BurningShedや、amazonでのMP3ダウンロード盤。
[The Jump],[Atyan B-Boot]は、 アナログでシングル化された、リズミカルな曲。
アルバム挿入部が、CMP時代のジャズ・フュージョン的なサウンド。 中盤から後半に、ヴァージン時代のダークトーンな曲調がよみがえる! ベース、ギター、クラリネット、バス・クラリネット、 サンプラー、ヴォーカルなど、ほぼミック1人で制作。 インストゥルメンタル部分をほぼひとりで制作するスタイルは、この後の ソロアルバムに継続して行なわれる。一方、遺作となるダリズ・カーの セカンド・アルバムには、ミックゆかりのミュージシャンが参加している。
2015年10月16日、Kscope からアナログ盤リリース。
2016年09月16日、Kscope からCD再リリース。
[MP3,CD official]
2005/––/–– UK
[CD in store]
2006/07/21 UK
a solo recording, written, mixed and produced by Mick Karn
2005年に、次回アルバムの先行シングルとして 公式サイトで、ダウンロードとCDで販売された 4曲入りシングル。ミックのイニシャルを商品ナンバーに持つ 新しい独立自主レーベルからの第一弾。
ネットショップや、店頭で広く購入できるようになったのは、 アルバム[Three Part Species]リリース後の 2006年07月21日。
実際にアルバムに収録されたのは、[Regretted]1曲のみで、 あらためて、アルバムと本シングルを両方購入することを望むファンのために、 より広範囲での販売の再発売が行われたのだと思う。
1~3曲目は、ベースプレイをフューチャーしたファーストのインスト・サイドを彷彿させる。 特に、[Mustard Grapes]は、ベースがメロディを奏でる独壇場!
2006/06/19 UK
2006/10/18 JAPAN
(bonus track for japan)
A solo recording, written mixed and produced by
MICK KARN
except "ALL YOU HAVE" Lyrics and vocals by
BECKY COLLINS
ミック・カーン、7枚目のソロ・アルバム。 "mick karn"レーベルから初のアルバム。 1曲目の[OF & ABOUT]は、先行シングルとして2006年4月3日にリリース。
日本でのマネジメントと日本語対訳を務めた agentM.(小島真由美) 氏の尽力で、 「イーチ・アイ・ア・パス」以来となる、久し振りの日本盤の発売。 コロムビア・エンタテインメントのサイトにはミックのコンテンツも作られた。
[All You Have] では、ミックがオーディションで発掘した女性ヴォーカル、 ベッキー・コリンズを起用。 女性ヴォーカルを全面にフューチャーした曲で、ベースも控えめ。 しかし、中近東音階に”らしさ”を感じる。
[Pitta Pop] は、スパニッシュ・ギター風で新鮮なアプローチ。 アルバム中に適度なアクセントをもたらしている。
アルバムの前半は、ベースは控えめだが、音の隙間は少なく、凝ったアレンジがされている。 これは、ミック的な新しいポップさを示したといえる。
そして、後半・・・[I'll Be Here, Dreaming], [Red Film] では、 シンプルな作りながら、フレットレス・ベースが メロディを奏でるような ”お待たせしました!”な展開! 新しい方向性と、ファンの期待を両立することに成功している。
[Chocolate Was A Boy] は、ピアノが冷たくシンプルなフレーズを奏でる。 教授(坂本龍一)の「御法度」っぽいアプローチがカッコイイ (^_^)
英国オリジナル盤は、ディジパック仕様。
日本盤は、ボーナストラックとして、
シングル [Of & About]に収録された [Edge Of Charm] が追加!
2015年09月11日 Kscope からアナログ盤リリース。
2016年09月16日 Kscope からCD再リリース。
Produced, written and mixed by Mick Karn
[amazon.co.jp]
Of & About
2007/11/05 UK
All pieces written by Mick Karn
except for Lunette co-written by Yoshihiro Hannno.
Mick Karn
David Torn
Steve Jansen
Yoshihiro Hannno
Mieko Shimizu
Gavin Harrison
Natasha Atlas
Joachim Kuhn
Steve Gorn
1990年代から2000年代にリリースされたアルバムからセレクトされた編集盤。 イギリス輸入盤。CMP, MEDIUM, MICK KARN 時代から6枚。virgin からは未収録。 半野善弘とのコラボ「リキッド・グラス」からも1曲セレクト。
近年のミックのサウンドに触れる入門編としても最適。 ただ、アルバムをすべて持っている人には、特に目新しい曲は収録されていない。
2010/03/15 UK
Pete Lockett : drums, percussion on tr.4,6,7,10.
All other instrumentation, mixing and production by M.K.
ミック・カーン 8枚目のソロ・アルバムにして、単独名義でのラスト・アルバム。 ドラムのピート・ロケット以外は、すべてミックのプレイ。
過去のアルバムの中において、最も地味な印象を持たれるかも知れないが、 シンプルに、ミックのベースと管楽器をフューチャーし、独特の重暗く無国籍なイメージが 終始渦巻く、ミック的モダン・インストゥルメンタルの集大成。
レーベル移籍ごとに、新しい挑戦を続けていたミックだが、 本アルバムでのプレイは、そのどの時代にも何曲か収録されていた、 ミックの変わらぬ部分を一枚にしたような作品集となる。 このアルバムをあらためて聴いてみると、 ミックの代名詞であるフレットレス・ベースのみならず、 管楽器類のプレイにも個性を発揮していたことを再認識できる。
この後、ミックはガンと闘うこととなり、 ピーター・マーフィーとのダリズ・カーの新作が遺作となった。
2016年01月08日、Kscope からアナログ盤リリース。
2016年09月30日、Kscope からCD再リリース。
2015/08/07 UK
ダリズ・カーのセカンドに続き、 2001年リリース5枚目のソロ・アルバム [Each Eye a Path] が Kscopeから、アナログLPで再リリース。 近年のアナログ盤であり高価ではあるが、愛聴盤が再びマーケットに登場するのは嬉しい。 この流れから、CD再発売にもつながることに期待しましょう。
2015/09/11 UK
2006年に、自身の名を冠した"mick karn"レーベルからの第1弾となる 7枚目のソロ・アルバム。当時、久々の日本盤もリリースされた本作が、 Kscopeから2枚組アナログLPで再リリース。
2015/10/16 UK
2004年リリースの6枚目のソロ・アルバムがアナログLPで再リリース。 英国ではInvisible Hands Musicから発売されたが、 日本では未発売だったアイテム。ほぼミックひとりで製作された。 今回のアナログ盤はおなじみKscopeからのリリース。 発売元が不安定だった時代のアイテムは、Kscopeがフォローしてくれることになったようで、 ありがたいです。アナログ再リリースが続きますが、CD盤の再発売にも期待したい。
2016/01/08 UK
2010年リリースの8枚目のソロ・アルバムがアナログLPで再リリース。 ソロ名義ではラスト・アルバムとなってしまった本作品。 今回のアナログ盤もおなじみKscopeからのリリース。
[ Re-release 2016 ]
2016/09/16 UK
ミック・カーン、7枚目のソロ・アルバム。 オリジナルは2006年にリリース。 Kscopeから、2015年のアナログ盤に続きCDが再リリースされる。
[ Re-release 2016 ]
2016/09/16 UK
ミック・カーン、6枚目のソロ・アルバム。 オリジナルは2004年にリリース。 Kscopeから、2015年のアナログ盤に続きCDが再リリースされる。
[ Re-release 2016 ]
2016/09/30 UK
2010年リリースの8枚目のソロ・アルバム。 ソロ名義ではラスト・アルバムとなってしまった本作品。 アナログ盤に続いて Kscopeからのリリース。
[ Re-release 2016 ]
2016/09/30 UK
2001年リリース5枚目のソロ・アルバム [Each Eye a Path] が Kscopeから、アナログLPでのリリースに続きCDフォーマットでも再リリース。 これで、比較的高価だった5~8枚目のソロアルバムがCDでお求め安くなりました。
2021/12/03 JAPAN(GEN)
1993年リリースの3rdアルバムが紙ジャケ限定盤として再リリース。 インター・アート・コミッティーズ(Inter Art Committees)の音楽レーベル”GEN”から CMP時代のミック関連3作品CDが再発売される。
GENとは”弦”を意味し、ギタリストやベーシストのアルバムを再リリースすることを目的としたレーベル。 ミック以外にも、Allan Holdsworth、Steve Hackett、Jack Bruce、Tony Levin など錚々たるメンバーの作品が連なる。
オリジナルリリースは、後期ジャパン時代から所属していたヴァージン・レコードを離れ、 ジャズを中心とした CMP(Creative Music Production) からリリース。 ジャズ系アーティスト達の参加により、新たなアプローチも加えられた。
2021/12/03 JAPAN(GEN)
1995年リリースの4thアルバムが紙ジャケ限定盤として再リリース。 インター・アート・コミッティーズ(Inter Art Committees)の音楽レーベル”GEN”から CMP時代のミック関連3作品CDが再発売される。
GENとは”弦”を意味し、ギタリストやベーシストのアルバムを再リリースすることを目的としたレーベル。 ミック以外にも、Allan Holdsworth、Steve Hackett、Jack Bruce、Tony Levin など錚々たるメンバーの作品が連なる。
CMP に移籍後、ジャズ・フュージョン色を強めるかと思われたが、 今回は、ジャズ系のミュージシャンの参加は少なく、 元来のミックの路線から遠くないものとなり少し安心した。 「ドリームス・オブ・リーズン」ほど暗くもないが、 ポップすぎたりもしない方向に安定してきた印象。 ただ、洗練されすぎて、初期ソロの荒々しさは薄くなって来た。